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13/11/9

充実といえば、2013年夏。

Image by Olia Gozha

なんかやりたい。

絶対行かないって決めてた私立大学に入学した4月。とりあえず通いながらできること探してなんかしよう。バイト、部活、講座。なにかしなきゃいけない焦燥感と不安で、どうにかなりそうだった4月。

そんなころのたまたま朝ひとりのとき、講座前、慌ただしい毎日に逃げ場を探してたのかもしれない。そしたら

「いま時間ある?」

朝だから周り誰もいないし話しかけてくるしなぜかすでに座ってるし。正直よく分からないし怖かった。でもそれ以上に話してることが魅力的で、話してる人も人間的に魅力的で、なんかいいなって思った。とりあえず、変わりたかった。あのままじゃ嫌だった。

 

 

始めたインターンシップ。

1人インターンで秘書さんもいない。議員さんと2人での活動はマナーもわからなくて、みんな遊んでるのになんで自分は汗流してインターンしてるんだろうとか、最初は正直思ってた。最初の1か月やってることの本質に気づけなかった。

2か月目で、すごくたくさんの話をした。ほんとはお互いどう思ってるのか。私が何を感じ取らなきゃいかなかったか。不甲斐なさとか、こんなことで時間を取らせてる申し訳なさでいっぱいだったし、自分の足りないこと全部露呈するみたいで辛かった。でも、自分ってこんな人間なんだって分かった。本質見なきゃいけないって思わせてくださった。

インターンさせていただいた議員は、自分で気付かせるタイプの方。ちょっと雑だけど、ものすごく気配りできて優しい方で、議員の印象なんて一瞬で変わった。

 

 

インターンする学生みんな同じ経験なんてできっこないけど、それでも何か掴んで欲しい。

大学生活で掴みきれないチャンス何て数えきれないけど、

せっかく掴めるチャンス逃すなんて、もったいなさすぎる。

わたしは最初に声をかけてくれた、背中を押してくれたスタッフさんを始め、

支えてくれたみんなに本当に感謝してる。

誰かに背中を押してもらえたら、いまよりちょっと頑張り始める人っていっぱいいると思う。

そんな人たちをわたしは支えたい。みんな変われる。変われるから。

 

NPO法人ドットジェイピー:http://www.dot-jp.or.jp

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