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16/12/27

看護師として生きる

Image by Olia Gozha

不安。



初めての知らない土地。


初めましての知らない人たち。


私の行っていた看護学校は


全国津々浦々から来てて、



まさに日本人ミックス。



学生寮だったけど

1年生だけ必ず入寮しなきゃいけなくて

寮生は全員同級生。




顔合わせみたいな感じで


寮の食堂に集まったけど


何とも言えない孤独感。




でも隣に座った子が話しかけてきてくれて


前に座った子が話に入ってきて



なんかすぐに友達になっちゃったって話。



基本個室の1人部屋で、小さい玄関みたいなのあって



アパート的な6畳間。



ベッドと勉強机は完備。あと押入れ。あ、流し台もあったな。





備え付けの電話もあって、内線外線出来た。

携帯なんてまだ持ってなかったから、結構重宝した。




食事は朝・夕食が有料で食べれるんだけど、

『〇時~〇時まで』

って決まりあって。当たり前か。



もう面倒くさくって、しばらくして止めちゃった。


その代わり、部屋に3合炊きの炊飯器あったから、

卵焼いたり

チャーハン作ったり


そんなんでしのいでた。



寮は意外と楽しくって、


門限は21時で玄関にロックかかっちゃうけど

程なく誰かがロック解除して

出入り自由になったし。


年頃女子の集まりだもん、守れるかっつーの。



みんなの部屋に行き来して、

お菓子とかお茶とか食べたり飲んだり。

全国津々浦々だから、

食べる物も今まで食べた事ないものとかくれたり



とにかく楽しかったなー。




あ、大事な学校の話ね。

その為に来たのに後回しとゆう。


学校は寮から歩いて20分くらい。


毎日学校だった。当たり前か。

大学じゃないもんね。




勉強は解剖生理学が超イヤだった。



人間様の体の事、人間様がわかって当たり前じゃん。



超よゆー。




よゆー。



よ…。



…。





人間の体ってなんじゃこりゃ。



筋肉がー

骨がー

臓器がー

神経がー




は?




生理学的にこうなる現象はー




…。




生理的に無理。




しゅうりょー。





心理学。



来ました!



これは興味アリ。



心とは精神の~、行動から分析すると~、メカニズムは~、




…。




…。




…ZZZ。




看護学。



これは基本よ!



え?


基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

…etc



ちーん。



おわた。



あー、ダル…。



これ無理しょ?



無理、無理。



早くも看護師の登竜門で挫折…しそう。



あぁ、でも逃げれないしなぁ。





ふぅ。





でも寮は楽しいからいいや。



いつまでもお気楽な自分だった。























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