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15/11/1

私を罠にハメようとして、自分が罠に落ちた人

Image by Olia Gozha

私は、昔から個が強い。

めだってもいたと思う。

身長も高いし、目も大きい。

勉強もできた。




そのわりに、いじめられたことがない。

そんななか、あからさまに敵対心を燃やしてきた人物がいる。

子どもの同級生のお母さんで、子供会で私が会長、彼女が会計になった。

とにかく、最初から敵対心をやたら燃やしてくる。


日程の話し合いをしようとしたら、自分の携帯電話を床に投げつけた。


心の声「オー、マイゴッド!!」

この人、かなりヤバイ。

争っていたとか、そういうのではない。

ただ日程の調整をしようとしただけなのだ。


君子危うきに近よらず。

ここまでヤバい人は、相手にしないが一番。

心の動揺をまず収め、タンタンと接する。


が、すべてがこんな感じで、敵対心あらわなのだ。

みりえ「何もしてないけど、この人に~~!!」

は、通じないんだから、しょうがない。


目の前に、この人がいて、関わらざるを得ない。

まあ、タンタンとこなしていたのだけれど、

ある子供会の行事に、児童文学の仕事で、出られない時があった。

で、元夫に代わりをお願いしたのだけれど、

書類はぬかりなく作ってあった。


が、受付をしていた女性(彼女の従姉妹)が、書類をチェックして、

従姉妹さん「ここ、まちがってるわ。」


で、それを聞いた彼女、

彼女「鬼の首、とったああああ~~~!!」

意気揚々と、どしどしと鼻息荒くやってきて、大勢の前で元夫に、

彼女「この書類、まちがってますけど!!」

で、元夫も感情整ってる人だったので、

元夫「本当?」


とのんきに、皆の前で確かめ始めた。

で、一緒にいた男性たちが、一緒に確かめてくれたらしい。


男性1「まちがってないよね。」

男性2「うん、これでいいよね。」

男性3「合ってるね。」

恥をかいたのは、彼女だ。

大勢の前で、大騒ぎしたのだから。

その書類は、私が作ったもの。

大勢の前で、私のミスを暴きたかったのだろうけれど、

結果、彼女はみんなの前で恥をかくことになった。

やっちまったな。


それにしても。

子供会のただの1つの書類。

たとえ、まちがいがあったとしても、

みりえ「それが何か?」

訂正すればいいだけでしょ。


で、それを聞いて私は、怒りを通りこして、

笑っちゃったよ。

けけっ。


次に会った時、あまりのかわいそぶりに、笑顔で挨拶しちゃったもん。

なんでそこまでするかねえ。

と色いろ調べてみたんだけれど、

彼女は、「知的で品がある」人をターゲットにして、あちこちで

問題を起こしていた。


その奥にあったのは、

受付で私の書類のミスを指摘した、彼女の従姉妹の存在。

同じ地域で、同級生。

従姉妹さんは、美人で頭もいい、知的な人だった。

子供の頃から、優秀だったらしい。


かたや、彼女は、真逆のタイプ。

たぶん、比べられたんだろうね。

子供の頃から、従姉妹さんの存在によって、傷つけられてきたんだろう。

でも、その恨みを、優秀な従姉妹さんにぶつけることができなかった。

表面上、仲良くしてた。


だから、

似たような人を見ると、無条件で「怒り」「恨み」がわくんだろな。


人の、理不尽ないじめとか怒りって、こんなふうにできていることが多い。

あなたが悪いわけじゃなかったりする。

だから、誰かから理不尽なことをされた時、落ち込む必要はない。

たいていは、その人自身の問題。


対処としては、関わらざるを得ない時には、

「タンタンと」関わる。


関わらなくてよくなった時には、

「ダッシュで逃げる」。

しかしだ、

タンタンと関わっていたら、

彼女「みりえさんて、いい人だよね。」

心の声「ヤバイ。」

いやもう、好かれても困るんで。

逃げますよ、ダッシュで。

君子、危うきに近よらず。

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