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15/7/26

親父がテレビ業界のディレクターだったので、そのブラックっぷりを伝承して反面教師にしていこうと思った件

Image by Olia Gozha


先日のフジテレビ27時間テレビ、「テレビの時代はもう終わり!?」というキャッチフレーズで物議を醸したようですが、テレビの時代真っただ中はどんなだったんだろう…というお話です。




自分の親父は絵に描いたようなTVディレクター

多分、イラストレーターとかに「TVディレクターさんのイラスト描いてください〜」といったらそのまんま同じのが出てきそうな風貌。



・グラサン

・上着を肩にかけるスタイル

・痩せ型でチャラい

業界用語で話す


こんな人が一親等なわけです、家系図に乗るわけです。なんかそこそこ業界では有名なディレクターだったそうです。

そんな親父は私に「昔のTV業界の話」を小さい頃から沢山してくれました。


というか、父親との日常会話に業界用語が混じるんですよ。

これはマジで辛い。斜め上に笑う。「◯◯ちゃ〜ん、マジで〜?勘弁してよ〜」みたいな、そういうノリ。これが父親だと、違和感半端無いですからね、マジで。(多分言葉遣いは遺伝です)


そもそも小さなころから親父にロケ現場や、編集室に連れて行かれていた私は、テレビ業界の話は日常かと思っていましたが…。


今思うと、いやいやそれないんじゃね?という破天荒な話ばかり。

(というか小学生を徹夜明けのタバコ臭い編集室に連れてかせるってどうなんだという…)


これはまあ我が家に代々受け継いで子孫にネタにでもしてもらおうかなと思うわけで、ここに記したいと思います。



基本ヤべぇ奴らしか出てこない


コンプライアンスって言葉あるじゃないですか。 企業の法令遵守のアレですよ。

昔のTV業界の話」にはそれがないです。

というか、真逆です。殴る蹴るが日常です。カオスです。

(今は知りませんよ!多分良くなってることでしょう…というフォロー)


というわけで親父に聞いたヤベエ奴等で打線を組んでみました。


1(中) 毎日ただひたすら日テレ最上階パーラーでUFOの出現を待つディレクター

2(二) コネで東京スタジアム借りて、番組経費で草野球する野球好きのプロデューサー

3(三) 給料日に給料払わないで文句言ったら「先月やったろ?」の一言でキメる制作会社社長

4(一) 司令室でスイッチャーと殴り合いして番組止める暴力ディレクター

5(遊) 電話クレーム対応中「おたくの家チャンネルあります?だったら変えてください」と言い放つディレクター

6(右) 2千万かけて徳川埋蔵金掘って茶碗の欠片発掘しただけの企画練ったディレクター

7(左) 金持ちすぎて金銭感覚無くして経営が悪化しても「融資で大丈夫っしょ〜」というボンボン

8(捕) 小学五年生の男子と付き合って!と口説く女性ディレクター

9(投) 子どもの授業参観で、現場をドタキャンし当日入ったばかりのADに現場を全部仕切らせたディレクター


なかなかの布陣ですね。



昔は制作会社なんて無かった?

今ではキー局と制作会社の下請け構造〜…なんて言葉はよく耳にしますが、今から約40年ほど前、昔は制作会社はほとんど無かったそうです。

各テレビ局も10年間ほど新人をほとんど採用しておらず、テレビ番組のディレクターを志す人にとっては狭き門だったそうです。


ところが10年間も新人を採用しないと、番組制作部門にアシスタント・ディレクター(AD)が足りなくなりました。

そこでテレビ局は、社内に(今でいう子会社)AD専門の会社を作りました。しかし、そこの会社の採用もほとんどコネか知人の紹介。昔から、どうも閉鎖的な業界であったことは間違い無いようです。


また40年ほど前ということで、テレビ業界も労働組合の力が強くストライキが多かったそうです。管理職が現場に出てきて、テレビ局の組合社員はストライキ、そしてADは別の会社で労働組合では無いので、放送は出来ていたと…。



ADの会社自体がストライキをやるという噂が出た時は、社内が騒然。

なんてったって局社内にADはいません。10年間採用していないのだから…!

説得で事なきを得たようですが、ADの業務範囲は広く、雑務と事前準備は全部ADが支持される前に段取り、ディレクターは演出のみ考えて現場を仕切っていたということです。

こういう話を聞く度に自分は「現場」の大事さを痛感します…。


ADは休みもなく、おまけに安いギャラ…ADの会社が中間搾取…。

ギャラの封筒は分厚いで期待すると、中味は千円札が50枚。せめて両替してやれ。

親父の廻りの友人は、青春を謳歌して遊びまくっていたので、今、遊ばないと一生、遊べないなと思い2年ほどで辞めて、親父は今でいうフリーターになったそうです。


ああ〜このへんの親父の思考回路のクズっぷり、私に遺伝しています…。きっちりと血を受け継いで高校中退してしまいました。(今はまともに働いていますが…)


そんな、ある日…AD会社の社長さんから電話が有り、もう一度、仕事をやらないかと誘いがあり、しかも、ディレクターでとのことだったので引き受けたらしいです。

ただその会社も、なかなか凄くて、とある給料日に

親父「社長、給料が入っていません」

社長「先月、やったろ」

一言で片付られてしまうような会社だったそうです。これ給料じゃなくて最早小遣いじゃねーか!どうりでビンボー家庭だったはずだ!

ここから先はそんなディレクターになったあとの親父の話です。





殴る蹴る!世紀末すぎる現場


40年前のテレビ業界、現場はまさに 世 紀 末

闇と暴力が支配しているのでは…というレベル、自分のような軟弱な若者が生きていけるとは思わない…!


特にすごいのが4番ファーストの暴力ディレクター。

この人、ちなみにかの有名なテリー伊藤氏だそうです。

ってなことは親父に「書くなよ!書くなよ!」と言われたのですが、まあ業界人特有のダチョウ倶楽部的ノリと認識しているので、実名で行きます


あくまで親父から聞いた話です!

という意味ではノンフィクションなのです。あくまで聞いた話なのです!(二度書く)


当時とある番組で、上から動画を撮る必要があったらしく、クレーンカメラ(クレーンでカメラを釣って、上下に移動できるシステム)を導入しようとしたそうです。




…しかし、さすがに予算オーバー。

クレーンは入れられず、天井にただ骨組みで組んだだけのカメラを用意することが、全体の合意のもと決まりました。


そんなことは当然皆承知で本番、サブコントルームからテリー伊藤氏


テリー伊藤「カメラ、クレーンダウン(クレーンを降ろ)して」


現場全員仰天である。

そもそもクレーンカメラがないのである。


親父「クレーンついてないのに、クレーンダウンできるはずがねぇ…」


サブコントルームにいるスイッチャー(画面を切り替える人)も「えっ!」となって、仰天。

クレーンがついてないのに、クレーンダウンなんてそもそも物理的に不可能


…そして現場がザワついている中、急にスタジオのモニターが突然真っ黒に

当時はほぼ生放送に近い形で進行していた、といえばこの事件っぷり、わかるでしょうか?


現場全員焦る。

司会の愛川欽也も焦る。



とにかく全員焦る。

(というか話の流れで急に愛川欽也とか出してくる親父に俺も困る)


なんだと思ったら、どうやらサブコントルームで、テリー伊藤とスイッチャーが、ガチの殴り合いをしていたそうです


カメラを切り替える人と、現場監督が殴り合いしてるわけですから、画面も真っ黒になります。

その後、スタジオは出入り禁止になったそうです…。


何しろ当時はそういった追い込みが激しく、殴る蹴るは日常茶飯事だったそう。

ただ、その時親父は言いました。


親父「でも、テリー伊藤は強そうなやつは絶対に殴りに行かないよ!」


嗚呼…清々しいクズっぷり…!

多分ニュースで偉そうにテリー伊藤氏が話しても、今後俺何も響かない





テリー伊藤という男


しかしこのテリー伊藤氏、とにかくハチャメチャで有名だったそうです。

親父は「何かを面白くする情熱はピカイチだった」とした上で(フォロー)、色々エピソードを語ってくれます。


とにかく言ったことがすぐ変わる、それがテリー伊藤の特徴!

会議をやっても没だらけで、何も進まないなんてよくあること。


当時、そっくりさんショーをやるために、身の回りにいるそっくりさんの写真をひたすら集めて会議をしてたことがあったそうな。会議の主は、テリー伊藤。当然似てねー似てねーの没だらけ


そもそも、そんなにそっくりさんなんて世の中にいっぱいいるわけじゃない…!

なんてことを親父は思いながら、ついに撮影ぎりぎりまでそっくりさんは決まらず。


そこで一つ実験を試してみたそうです。

それは「没になった写真をもう一回見せてみる!」というもの。

そしたら、あれだけ没になった写真が、締め切り間近で


テリー伊藤「お!似てるな!」

連発。

スタッフ全員「どの口が言うんだ…!」のツッコミを心の中でしたそうです。って親父は俺に言ってくるんですが、なんで他のスタッフの心の声聞けるんだよ…!というツッコミは父を愛する純粋な心から、胸にしまっておきました。


ちなみにスタッフの一人に、ミナミヨシタカという歌手に似ている人がいたそうで、


テリー伊藤「おめー似てるからテレビ出ろ!」

スタッフゥ〜「それはちょっと…」

と断り続けたそう。

当然テリー伊藤氏はキレ、結局殴られて違う番組に配属になったそうな…。


とにかく髪の毛掴んで大暴れは日常の、凄い人だったそうです。

こんな上司嫌すぎる…wwwwwww


ちなみに、あまり似てない自称そっくりさんが出演する時はメイクやカメラアングルで誤魔化していたそうな。





一晩でやってくれました


テリー伊藤氏、大暴れどころか、気分屋っぷりもいかんなく発揮していたそう。

とある打ち合わせで、スタジオとロケ現場、2つに分かれて進行することが決まり、親父はロケ現場班になり、当日ロケ現場に行った所…

…なんとスタジオ担当のディレクター…どころが皆が黒い「上海」と書かれた大型バスにロケ現場にやってきたそう。


本番はスタジオとロケ現場…

昨日まではそう決まっていたのに…

なぜかみんなロケ現場にいるという事態…


親父は驚き「なんで!?」と問い尋ねたところ、昨日みんなが帰った後に、テリー伊藤氏の思いつきでオールロケ現場になったと!


…しかもいきなり黒いバスで行く…!ということになり、相模原の中古自動車屋にで大型バスを借りてきたと…。




一晩で。


デスノートのジェバンニはテレビ業界に居たのか…。


というかそもそも

・本番の前の日に急遽スタジオ収録をやめる

・本番の前の日に急遽「バス用意してこい!黒いの!」と指示

というやりとりがあった時点で、


テレビ業界ってスゲェなって思いました。




嫌なら見るな


暴力しかり、バスしかり、親父から聞く話がどれこもれも「今じゃそりゃーできねーわw」な話がてんこ盛りなのですが、現在と符合する話も。


とにかくこんな無茶な企画ばかりやってるものだから、クレームの電話もジャンジャン鳴ります

当時は専門の電話スタッフなどおらず、担当ディレクターやADが対応していたそうですが、あまりにもクレームが多かった番組の時は局次長から、あまり相手にするなとおふれが出るそうです。


局次長「うるさいクレームが来たら、おたくのテレビチャンネルちてますか?って聞け!あるって答えたら、だったら変えてくださいと言ってOK!」

う、う〜ん…最近似たような話をどこかの芸能人が言ってたような気がする……。

今こんな対応したらネットで炎上ってレベルじゃないだろうなぁ…。

電波は国民の財産なんだけどな〜と思う次第。





イタズラ心の矛先は…


そんなお茶目(?)なテレビ時代ですが、スタッフと芸能人の間もガチンコ…!

昔、桂三枝のゲーム大会で、タレントが箱の中身を触って当てるという、まあよくあ〜るネタをやったそうな。

で、その時箱の中に入ってたのはなんと若かりしの島田紳助



しかしお茶目なスタッフ(というか親父)は、それだけじゃつまらないからハムスターを入れたそう。

そしたら紳助の洋服の背中に入って、紳助はびっくりして飛び出し、


島田紳助「ふざっけんじゃねえよ!!!!!!」


とマジギレで大暴れ!(そりゃそうだ)

しかしスタッフが大慌てで諭し、謝罪して、

「ごめんごめんもう一回とろう!」となんとかその場はおさまったそうです。






そしたらフロアから

ディレクター「もっかいハムスター入れちゃえ!!」

ディレクター「やっちゃえやっちゃえ!」

という指示が…。


断わりゃいいのに、親父は律儀にもっかいハムスターを入れたところ、

今度は紳助もっと本気でキレ出して、殴りかかってきたと…!(そりゃそうだ


親父もさすがに「こっちも悪いな」と思っていたら(そりゃそうだ)

なんとガッツ石松が


ガッツ石松「みんな番組楽しくするためにやってるんだから和を乱すんじゃねえよ!!!」


と紳助に今度はマジギレ!

紳助はその後しゅんと大人しくなったそうです…が!

その後吉本の社員がやってきて


この件、内密にお願いします…」と言われたそうです。(そりゃそうだ)


…が次の週の週刊誌にこの一件が掲載されていたそうです…。

紳助、番組でマジギレ!みんな迷惑!」みたいな。

結局吉本が紳助売りやがったwwwと親父は爆笑しておりました。


しかしガッツ石松…カッコよすぎる…!

そしてこの話、紳助もかわいそうだっていう





安定のテレ東



みんなでマジギレ、カオスな昔のテレビ業界ですが、テレ東だけは安定

テレ東は視聴率が良いと、コロッケパーティーで打ち合わせするそうです。

先ほどのそっくりさんの企画もテレ東で、ひたすらそっくりさんの写真をコロッケ食べながら「これ似てるかなぁ?」と良い大人が選別してた時、親父は

親父「日本って平和だなあ…」

と思ったそうです。(そりゃそうだ…)

コロッケぐらいなら今でもだしてくれそうです。





今やっちゃまずいこと…!



いわゆる「やらせ」は日常茶飯地。

親父はその話をすると

親父「演出なんだよ!」

と言いますが…。


例えば弱小のラグビー部を競合にする企画で、実際に勝った試合が、前半点取って、後半は守備だったのに、前半と後半を入れ替えたり…。


例えば日本の博士50人クイズという企画で、博士を50人集める選抜試験で、博士がほとんど仕込みだったり…(その辺の通行人捕まえたらしい)


今だったら怒られる!ことばかりやってたそうです。

まあ親父は「演出!」と言っているのですが(笑)


他にも番組で、出演していない芸能人の写真を勝手に使ったら100万円請求されたり(なので、今はイラストとかですね)領収書切ると面倒臭いものは茶封筒で現金が置いてあったり、超能力が全部インチキだったり…。なんかもうキリがないんです、この辺。

俺も書くの疲れるわっていう。


その中でも極め付けなのが、ある人気番組のチーフ・プロデューサーはとにかく野球好きで、番組スタッフで野球チーム作ったそう。

その番組に配属されると

プロデューサー「君、野球できる?」

と最初に聞かれ、最初の仕事は神宮の野球グラウンドの確保。

朝イチで試合を、対戦が終わるとチーム全員で焼肉を食べて、サウナで汗を流して出社…!

超健康的…!


だけど経費は全部番組制作費

スリーアウト チェンジです。

しかもある芸能プロダクションとの試合はコネで東京スタジアム借りたそうな…。



アウトな話と言えば、海外でもありまして。


ホピ族という取材絶対禁止の、あらゆる予言を持つ神秘のアメリカの部族の所に急遽番組で取材に行くことになったそうです。アメリカの奥地…秘境…予言…なんだか香ばしい香りがします。


…しかし親父、取材禁止にもかかわらず、現地にカメラ隠して持って行ったそうです。祟られても知りません。僕がこんななのはホピ族の呪いなのかもしれません。



当然取材禁止なので、門前払いを喰らったそうですが、プロデューサーの「何とか口説け!」という指示に逆らえず、なんとか口説いたら(口説けた親父もすごいと思うが…)


Tシャツ着てジーパン着た爺さんが奥からやってきて、このファンキーな爺さん、なんと酋長だったと。


その後小切手で2000ドル(当時4,50万)出して取材させてくれと言ったら、急に部族の衣装に着替えだして霊験あらたかな予言を見せてくれたそうです。

マサイ族が現代的な暮らししてるっていう、都市伝説そのまんまな話。


親父「世の中金でどうにでもなるな〜って思った!」


テキトーすぎんだろ!!(いいのかホピ族)




とにかく大事なのは「テキトー」!


親父は言います。

親父「テレビはある意味テキトーなんだよ、 俺らがやろうとしてたことは、いかにバラエティで笑ってもらうか。 極端な話、頭悪い企画ばっか選んでた」

なるほど。

確かに頭悪そうな話ばかりです。


でもなんで、そんなことができたか。

それはコンプライアンスがないから!


コンプライアンス!!


そもそも、テレビ局のチェックなど昔は無かった!!

なんと勝手に作って勝手に納品していたそうです。


番組終了後に「あんま視聴者刺激しないでくれよ〜」と言われるそうですが、

大体テリー伊藤の企画だそうです。


しかし親父の話の登場人物のテキトーさ加減がすごい。





…で、今のテレビは面白いの?


親父「今のテレビは面白くないよ、何でかって?現場のトップが叩き上げじゃないんだよね。テレビ局入ると、配属されてプロデューサーになる。だからジャッジができないんだよ、何が面白いかつまらないかが解らない。トーシロなもんだから、つまらねーんだよな!管理ができてない。あとはコンプライアンスって言葉、これはもうそういう空気だよね。とりあえず仕込みいれとけばいいってなってる。仕込みっていうのは例えば、さんま番組に入れておけばOKみたいな。作る側がタレントに頼り切ってんだよ。それでいくらでもテープ回しっぱなしで、いくらでも編集できちゃう。昔はテープに限りがあって、ずっと回さないんだよな。例えば30分番組だったら、テープ回すのは32分。だから生の緊張感があった。今は取材の映像とかが使われるから、あとはスタジオで喋ったやつを編集で拾えばいいからつまらないよね。」

とのこと。

なるほど、テープに限りがあるから緊張感が生まれるというのは、確かにそうかもしれません。

にしてもトーシロって言い方なんとかならんのか。(マジでそう言ってた)





反面教師として

自分はWeb関係の仕事をやっていますが、とにかく暴力はやめようと思いました

あと、経費で勝手に遊んじゃいけないと思いました

それに、現場のみんなのために、言ったこと勝手に変えるのもよくないなあと思いました


…当たり前すぎて反面教師にならねえ…(タイトル詐欺


いや〜、でもなんというかある意味、そういうところが面白いのかもしれませんね。(テキトー)

「やっちゃえ!やっちゃえ!」

いい言葉ですね〜

そいうえばこのストーリーを投稿するって親父に言った時、

親父「おい〜、絶対事前に見せろよな〜」

なんて言ってましたが、多分見せないで出したほうがWeb的に面白そうなんで、勝手に投稿しました!

やっちゃえやっちゃえ〜。ありがとう親父!多分この辺りの感覚、遺伝なんでしょうね。


少し遅れましたが、心ばかりの父の日のプレゼントが、このストーリーですwww

ちなみに私、親父への反抗心からなのか、テレビではなくてWebのディレクターやっております。

多分日本で数少ない、親子2世代でディレクターやって、テレビからWebへ移行した家庭だと思います。

ちなみに自分がテレビを今見るかどうかと言われれば…やっぱりほとんど見ないですね…。

とはいえHuluとか、そういうのでドラマや映画見たりはします。


結局テレビはどうであれ、映像そのものは、楽しい媒体だと思いますし、とにかくチームプレーをしっかりしないと作れない、難しい表現方法だとも思います。

だからこそ、「現場」の人が面白く、個性のある人が集まるのかもしれませんし、「現場」を楽しく、明るくするのは、どの仕事であれ、大事なことだと思います。


私自身、高校時代は映像の仕事に憧れ、埼玉県の芸術総合高校の映像芸術科に在籍しており、映像制作の現場の辛さ、厳しさを少しばかりですが、体験しました。


私は現在Webのディレクター、デザイナーをしていますが、やはり「現場」の笑いや、笑顔の数で、出来上がるものって全然違うものになります。笑って真面目に、チームで楽しんで、真剣に作れるものは、親ごころを持って品目に接すことができる分、誰よりもフェアに、厳しく、ものを作れるのだと思います。


だから多分テリー伊藤もそういう意味では、とても真面目な人だったんでしょうね…(テキトー)

まあテリー伊藤がコメンテーターの番組は絶対信用しませんが。


おしまい!


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行田ナオシ

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