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15/4/7

オーストラリア生活6年で、一番修羅場だったシェアハウスでの出来事(後編)

Image by Olia Gozha

朝になるとリビングからやつらは消えてました。



暗くなると大量にどこからともなく沸き出てくるみたいです。


怖すぎる、、



でもものすごい数のゴキブリがこの家に潜んでることは間違いなかった。



とりあえず不動産には電話したけど、そんなの日常茶飯事的な態度。


業者が来るのは早くてあさってとのこと。



おせーよ。


オーストラリアの業者はいつもこうだし、来てもどうせスプレー撒くだけだろう。


レストランで働いてたからなんとなく知ってたし。



自分でやったほうが早いに決まってる!


もう戦う覚悟はできてるんだ。



まずはウールワース(大型スーパー)に行きあらゆるゴキブリ対策の道具を買い揃えた。



強力殺虫スプレー☓3本


玄関用バリアスプレー


バルサン的な煙のやつ


食べて巣に持ち帰ると巣ごと全滅させるやつ


ゴキブリホイホイ的なやつ


手袋


マスク的なやつ



全部で$200くらい使った気がする。(笑)




当然本気だ、この家とは6ヶ月契約を交わしたばかりで今日はまだ2日目。



出れるわけない!


戦うしかないんだ!



ネットでやつらの生態もチェックしておく、読んでるだけで吐き気がしてくる内容だ。



ただちょっと笑ったのは、ゴキブリ対策の最後に【共存】というのがあったこと。


割りきってゴキブリと一緒に生活するのもひとつのアイディアです、みたいなことが書いてあった。



できるかーーい!



俺は戦うんだ。



よし!と意気込みまずはキッチンに向かう。



巣は間違いなくこの中のどこかだと想像はしてた。



恐る恐る、棚の隙間なんかを覗いてみると、、、



めっちゃいる!



うわ、めっちゃいるし!



ソッコーでスプレーを振り撒く!



さすがゴキブリ大国オーストラリア、このスプレー超強力!



バタバタと仰向けになって倒れていく。



ちょっと痛快だし、やれる気がしてきた。



日本のような中型じゃなく、こっちのは小型が多いし飛び回ったりはしないのでその辺はなんとか救われてる。



で、次に向ったのが冷蔵庫の下、あいつらが暖かい場所に隠れるのはネットで検索済みだ。



重そうな冷蔵庫を引きずって、裏にいる連中を片っ端からやっつけよう。


そう思って思いっきり冷蔵庫を引きずってみた!


そしたら、、



ゴロゴロゴロー



下にタイヤが付いてるの知らず、1メートルくらい一気に動いた!



と同時に下からとんでもない数のゴキブリが姿を現した。




その数100匹以上、、


まじです!



気絶寸前!



8割くらい気絶しかけた状態で両手に持ったスプレーを一気に振り撒く!



うりゃー二刀流じゃい!



もうその後は、あまり記憶がございません。



結局その日のうちに、ひとりで家中のゴキブリほぼほぼ全滅させました。



ちょっとバチが当たるんじゃないかと心配するレベルです。


500匹以上はやったな、絶対。



ゴキブリは危険を感じると群れで移動するらしいです、別の部屋か家に。


やつらの生命力はそういうとこにもあるんでしょう、どうでもいいけど。



こうして僕のシェアハウス生活はようやく幕を開けたのでした。



そして6年住んだオーストラリアで一番楽しかった時期は、なぜかこの家でのシェアハウス生活だったんですね、不思議なもんで。



絶対に負けられない戦いが、そこにはありました。




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