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15/3/7

自分の体のこと3

Image by Olia Gozha

読んで下さる方がおられて感謝です。前回までは高校までの話でしたが、今回はその後のことを書きます。


 高校卒業し大学に進学してからは本格的なスポーツはやらずに、あくまで「趣味の範囲(健康のため?)」でのスポーツのみにし、「膝と長く付き合おう」、「これからは膝を大切に」と思って生活をしてました。


 太ると膝に負担がかかりすぐに痛みが出てくるので、なるべく食生活には気をつけて太らないようにし、趣味で運動をする程度、、、だったんですが、、、、

 大学では新しい楽しみとしてスキーを本格的に始めるようになり、ちょうど冬季オリンピックのアルベール大会で正式種目となったモーグルにハマっていき、ヘタッピながらコブ斜面をガンガン滑ってたんですね。


 そうこうするうちに、、、やはり無理がたたったらしくて大学4年の時に左膝に徐々に痛みが出てくるようになり、最終的には歩くのがやっとと言う状態、、、。病院での診断結果は、左膝の半月板が大腿骨で擦られてすり減ってきているので、それが原因で炎症が起こっている。半月板の修復作業(通常無いはずのところにある軟骨を削り取る)を実施しましょう、とのこと。


 人生2回目の手術決定!


 ただし、今回はスポーツは止めなさいとわ言われず、

  ・できる限り激しいスポーツは避けること

  ・痛みがある場合にはとにかく膝を休めること

 以上を守れば、運動を続けても構わない、と言われました。


 前回の手術の時もそうでしたが、私は「手術をする」ということに異常に緊張するらしく、手術の1週間くらい前からお腹を下し気味になり、前日は結構睡眠不足に、なので手術の際にはぐっすりと眠っている、、、という状況になります。

 今回もメスで皮膚を開いたあたりから記憶がなく、猛烈な左足の痛みで目がさめました。

「う〜〜ん、う〜〜〜ん。(痛いというのが恥ずかしくて必死に痛みをこらえてた)」

看護婦さん「(私に気がつき)痛いですか?」

「(頷くのみ、痛くて声は出せる状況ではなかったです)」

看護婦さん「クランケが痛がっています。止血開始後1時間15分、、、。」


 「えっ!! 1時間15分?? 1時間以内って言ってたじゃん!!」

先生「もう少し我慢できますか?」

「(ここでも頷くのみ)」

 というか、この場で「もう嫌です!! 今すぐ止めて!」とはあまり言え無いですよね。

先生「もう少し綺麗に軟骨を成形するので、もう少し頑張ってね。」

「(頷くのみ、それ以外できません!!)」

 結果予定より45分程度長くなりましたが、無事に軟骨の整形手術完了。

 時間ギリギリまで軟骨を綺麗に成形してくださった先生には感謝をしますが、左足の止血の痛みは多分一生忘れることはないと思います。


 こうして人生2回目の手術は無事完了。

 術後の経過もリハビリも順調で、3ヶ月ぐらいしたら普段の生活くらいはできるくらいに、また半年後にはスキーに行くくらいには回復していたので、「これでもう酷くなることはないだろうなぁ〜」と思っていました。


 余談としては、その後社会人になり、就職先で他の社員と共にサッカーをしたり、スキーに行ったり、またひょんなことからフルマラソンを4回ほど走ったりすることもありましたが、まぁ、順調に足と付き合っていたと思います。


 ただ、最後に走ったフルマラソンで、ゴールまであと7kmくらいのとこで左膝の半月板を割る(亀裂を入れる)と言うことをしてしまい、その後10km以上を連続して走るということは2度となくなるのですが、、、。

 (これはたまたまいろいろな偶然が重なり、両足が激しくつったことで整形手術をした半月板にかなりの負荷がかかり亀裂が入ったんだと思います。ただ、この時には全く気がつかず、その後普通に生活をしている中で結構な痛みがある時があり、多分この時に痛めたんだろう、、、と思っているだけですが、、、)


ただし、相変わらずスキーとサッカーはたまにするという生活は続けながら、人生の最大の危機(笑)を迎えることになリます。


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