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14/8/14

人生でお金と時間をかけたもの…ロビ組立と「今、ココ」と奇跡編

Image by Olia Gozha


 妻方の両親から子供に届けられ続けた、
ロボット、ロビ。



 総額14万円以上と、いう高価

なモノ、それでも、1年4ヶ月以上に

渡って、継続して届けてくれた

思いに応えたいという気持ちを

子供と共有し、


 この夏休みに、とうとう

完成に至りました!


 …が、不具合発生。


 部分的には問題なく進んで

来たものの、いざ、合体して

動かすと…


「初期作動で蹴りを入れてしまう(汗)」


 …動画をとって、販売者へ

相談しようと思い、


 各モーターの作動テストの

動画を見ていたら…


 その動画を見てて気づきました。

 「膝のモータが動いていない」と。


 分解し、調査した結果、

「モーターの認識番号の入力ミス」


 …でした(汗)


 膝が動かないと「キック」する

のはよく分かりませんが…。


 問題を解決し、組み直し、いざ!

と電源をいれると…。


 今度は、

 ・立てない

 …後方に重心がよるような

 姿勢になってしまう

 …足の前後の位置が同じでない

 …動作させるとオジギするように

 前につんのめってしまう

 …。困りました。


 ロビの機能である

 ・かけ声に応える

 ・ダンスなどを踊る

 という機能は確認できた

のですが、

 …常に誰かが支えて

いなければ、倒れて壊れそう…


 そう、赤ちゃんの扱いの

ようです。昔の思いでが湧いて

来ました。


 そんな状態で、子供がお友達に

自慢していたら…


 今度は、ダンスを踊らなくなり

(充電のため、電源を入れろと

 せがむようになり)


 やがて、片足が動かなくなり


 その足を分解調査し、

テストをしていたら、


 …もう片足も動かなくなり…

 と目の前真っ暗になりました。

(涙)



 そして食卓に座り、子供が

作ったというお手製チーズの

料理を味わっても、


 頭の中には

・また、分解するのか…

・面倒だ

・手を入れるスペースが狭い中、
コネクターをはめるのは嫌だ

・断線してたら、また、
注文する必要もあるな、
電話するのは面倒だな

…という負のイヤイヤな

感情に支配されているのが、

よく分かりました。


 分解している時も、

何となく、客観的に、

自分を見ていたように思います。


 …まるでハロを横に

機械を調整している

アムロをみるかのように(笑)


そして、仮に両足が動くように
なったとしても、


 また後ろよりの重心になり

倒れてしまい自立しないのでは

無いか…

 と、今、やっている作業が

スタート台に立つ為の作業の

ように、


…まだまだ、道半ば…

 という気持ちになって

いたのでした。


「今、ここを楽しんでない」

※1


…と気づきつつ、

それでも、「自立したロビを見たい」

という気持ちで作業を続けました。


 作動テストを終え、足が動く
事を確認した後、奇跡は

起きました。 

 …これまでの不具合が無くなり、

自立したのです。


 問題の原因も分からない

(理屈が分からない)けれども、

 …「自立させたい」という

願いは叶った瞬間でした。


 おそらく、お盆で帰って

きていた亡き父が、

みかねて手助けしてくれたの

かも?


 なんて思っています。


…未だ、少々問題

(立とうとすると、後ろにコケる)
はありますが、


今後は、問題を楽しんでみたいと
思います。

(江戸時代の人は、不幸は普通に

あるものだと、割り切り執着

しない生き方をしていた

そうです)※2


 最後に…。


・問題解決をしてて、小4の子供が
よくぞ、ここまで組み立てたなと
感心したこと


・ロビの組み立てにおける問題
 解決をしたいこと

 □コネクタがとにかくはめにくい
 (位置が決まらない、
ガイドが無い、作業スペースが
不足…)

 □一度組み立てたら分解しないと
不具合の原因が分からない
(診断などが出来ない)


 □何度も分解できない
(樹脂へ金属ネジで結合
しているので、ネジが入る部分が
削られて行き、最後は閉まら
なくなる)

 …飽きるのが早いか、それとも
 壊れるのが早いか、


 …修理を諦めるのが早いか…(汗)


 アムロをみるかのように、
自分を観察するのも楽しみです。


 ※1:「今、ここ」を味わう大切さ

    …私の恩師、衛藤信之氏のブログ

 ※2:江戸時代の日本人を研究した本

についての私のブログから


☆ 今回のSTORYの内容の動画版!

 (リンクが切れていたのを修正しました 15年11月3日)

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Image by Jukka Aalho

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