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14/6/9

年収1億 喜びと苦悩と憐みと理不尽

Image by Olia Gozha

この話を読んだからと言って

貴方が年収一億円の人になれるという話ではありません。

たぶん貴方には関係のない話なのでそういった類の話を期待されている人はお帰りください。


まずは12年ほど前の話です。

ぼくは、学生起業です。

20歳の頃学生でプログラムを趣味で作成していました。

プログラムはサクサク頭にはいりました。

興味のあるものはなんでも作ってみようといった心持でした。


ある頃、サイト制作で一種のコミュニティーを作りました。

そのコミュニティーでプログラムを作ってくださいというお話が舞い込んできました。

バイト感覚で始めたその仕事が今日の僕を作りました。

僕>>「どんなシステムですか?」

「こんな、こんな感じのシステムです」<<客

僕>>「いくらくれますか?」

「○○に見積もり出したら350万といわれたのでそれより安くしてほしい」<<客

僕>>「じゃ、200万でどうですか?」


という具合に仕事は決まりました。

見積もりを出した会社は2か月という納期でしたは、ぼくが10日もあれば作れると

思いましたが、10日でできると言ったら値切られそうなので2か月でなんとかやってみる

と告げました。


大手システム屋なんてそんなもんです、1日でできることを半月といい

半月でできることを半年といいます。

首相官邸のホームページなんて4500万円で製作されたんですよ。

考えればわかります。おそらく4200万は無駄なマージンです。


という具合に僕は学生生活に意味を見いだせなくなり

仕事に没頭していくのでした。




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Image by Jukka Aalho

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