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13/5/6

高3でアメリカに行って得たもの~行動する力~

Image by Olia Gozha

高2もそろそろ終わりそうな頃、部活もすでに引退し、そろそろ受験勉強しなきゃなーとボーと過ごしていた時期にそのニュースはやってきた。父親が海外赴任。それもアメリカに。

それを聞いた時に即座に行こうと思い、とてもわくわくしたのを覚えている。

というわけでそろそろアメリカに来てから2年間が経つのですが、アメリカという土地に限らず、異国で生活するということはどういうスキルを僕に与えてくれたのかを書いてみようと思います。

ここでは3つですね。行動する力と何でも受け入れられる心、そして根拠のない堂々とした態度

行動する力

これが僕の思う一番の得たものです。僕は現地の高3に編入したのですが、なんせ言葉が分からず最初の1か月間はもう1か月過ぎたのかという気持ちとまだ1カ月しか経ってないのかと同時に感じました。


高校では外国人用のライティングとアメリカンガヴァメントと、ほかのクラス(何を取ったか忘れた)とMarine Scienceというよくわからないクラスを取っていたのですが、このMarine Scienceというクラスが曲者でした。とにかく先生のは早口で話すのにtestだったり、examという言葉ばかりが聞こえてきます。「え、え、テストなんてあるの?いつ?いつに?」とパニックになり、その授業が終わるまで「これは先生に聞かなきゃ、絶対に聞かなきゃ」と拳を握りながら覚悟を決め、何度も口にする英語をくりかえしていました。


授業が終わった後に、わざと最後まで残り先生に「Do we have a test? When will it be?」と質問したのを覚えています。なんせ、返答もわからない可能性があるので、緊張とクラスの冷房のせいで僕の手は異常に冷たかったはずです。


そして返ってきた答えは残念ながら覚えていないのですが、先生は嫌な顔一つせず教えてくれ、「聞けば教えてくれるんだ!俺の英語でも伝わるんだ!」と感じ、一つ自分の中での壁を越えた気がしました。この経験以降は、事前に訪ねる英語は用意するものの、以前ほど緊張せずに授業が終わった後に質問ができるようになっていったと思います。

また、大学のこともいろいろ聞く必要があったので、学校のカウンセラーのところにも行けるようになりました。こちらは先ほどの先生のように親切答えてはくれませんでしたが、あまり気になりませんでした。

この経験がどんなスキルを僕に与えてくれたか?それは行動する力です。事前にしっかり気持ちを固めて、準備をし、仮定できるすべての結果をシミュレートすれば、行動に移す恐怖は和らぐんだとの教訓を得ました。


長くなってきたので残り2つは別のストーリーにしたいと思います^^


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