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14/6/7

『意識×進化』を語るようになった理由

Image by Olia Gozha

その五分間は地獄だった。

1992年の夏、中学校の授業と授業の合間の5分休憩をどう過ごしていいか分からなかった私は、とりあえず教室の外に出た。席に居るといじめに遭うからだ。

毎回、授業が終わる度に姿を隠さなければ何をされるか分かったものではない。

昼休みの間は、グランドで楽しそうにサッカーに興じるクラスメイトを三階の校舎から眺めて過ごしていた。

関わると自分もいじめられるからと周りからは敬遠され、友達はおろか話す相手もいない。

そんな少年は空想の世界を楽しむしかなかった。

いじめっこにケンカで勝って見返してやるシーンを思い浮かべて、しばし優越感に浸るものの、実際には勇気がなくて実行に移せない自分をみじめに感じて、結局は自己否定に陥ってしまう。

いったい何度こんな妄想を繰り返したことだろうか。強くなりたいと願って柔道部に入り、三年生となった今はキャプテンまで務めているというのに・・。

「自分は何のために生まれてきたのだろう」

「どうして先生は友達のつくり方を教えてくれないんだろう?」

そんな想いを胸に抱えて下校している途中、頭から離れなかったのは「人生はこんなにも苦しいのに、なぜ人は生きてゆかなければならないのだろうか」という疑問だった。


まさか、その答えをライブドア事件のあった週末に得ることになるとは、当時14歳の私は知る由もない。

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