初めまして 大森といいます。
今回は 恋愛小説を 書いてみました。
小説と言っても
ノンフィクションのお話です。
くれぐれも 広めないようにお願いします。 笑
見られたら 恥ずかしいのでね
第1話 出会った 二人
僕は 滝川高校に通っている
1年の 朝倉 拓哉。
本来 この高校は 県内でも かなり
レベルが高い高校で
本来
僕が いるのは おかしい 高校だ。
じゃあ なんで 僕がこの高校に いるかって?
それを 話すと とても長くなってしまうけど
まぁ どうしてもと 言うなら
聞かせて あげようじゃないか。 笑
そう あれは
僕が中学1年の時に 遡る。
僕は そのとき 陸上をやっていたんだ。
陸上といっても その学校は 小さな学校で
陸上部はない。
陸上の大会が ある夏から秋にかけて
練習があるって だけの クラブみたいな 感じ。
練習をさぼる 幽霊部員なんて
沢山いる。
僕は そんななか 真面目に練習をしていた。
僕も 足は 速い方だったが
その学校には
僕と同じぐらい 足の速い先輩がいた。
それが 南先輩だった。
先輩は足が 速いだけじゃなくて
とても明るく かわいい先輩だった。
そのころは まだ
そんなに話したことがなく
特に意識は していなかった。
それから 時間は過ぎていき
季節は 冬になった。
その間は ほとんど彼女に会うこともなく
たまに 会話をするぐらいだった
そして 卒業式まで
1ヶ月と 控えた ある日のことだった。
たまたま 廊下ですれ違った。
そのときに 色々話をしていると
先輩は どうやら 滝川高校に進学するみたいだった。
先輩は 運動だけはなく 頭もよかった。
そのとき 先輩は
・・・ 拓哉も
滝川高校に来てね と 言ってくれた。
なんで ? と言ったけど
先輩は 答えてくれなかった。
でも
それが すごい 嬉しかったことは覚えている。
もしかしたら そのときかも知れない。
僕が 先輩のことを 好きになったのは
そして 卒業式の日。
僕は 雪が降る中 先輩を見送った。
本当は 声をかけたかったけど
かけれなかった。
言葉が 見つからなかった。
でも 帰るときに 下駄箱に 手紙が入っていた。
その手紙は 別にラブレターとかではなく
ごくごく 普通の内容だったけど。
手紙の最後には
拓哉も 滝川高校に来てね 笑
と書いてあった。
でも 僕は これで さよなら するなんて
いやだった。
だから 僕は
生まれて初めて
告白をした。
もちろん 直接告白するなんて できなかったので
メールですることにした。
僕はそのとき てんぱっていたので
何てメールしたかは 覚えていない。
でも 好きです。 とは 書いたと思う。
すると すぐに 返信がきた。
そのときも てんぱって いたので
内容はほとんど覚えていない。
ただ なんとなく 受け流されてしまったのだ。
またまたー みたいな感じ
可もなく不可もなくって 感じで その日は終わってしまった。
僕の人生の 初めての告白は
受け流されてしまったのだ
ちなみに 僕が告白をしたのは
人生でその1回のみだ。
今のところはね
そして 彼女は
学校を卒業していった。
もう 二度と 会えないと 思うと
涙があふれてきた。
それ以来は もう 会うこともなくなった。
僕は それから
ごくごく普通の 学園生活を送っていた。
心にぽかーんと穴があいた感じだ。
ただ 時間だけが 過ぎていった。
その間の 記憶がほとんどないほどにね
時は過ぎ
中学3年の 秋
そろそろ 進路を決めないと いけなかった。
その時 僕は ふと 彼女のことを思い出していた。
滝川高校に来てね
その言葉だけは 覚えていた。
そのとき
僕は思った。
・・・ もう一度会いたいと
・・・もう一度 声が聞きたいと
その頃は 他の女の子が好きだった。
でも やっぱり
彼女のことが 忘れられなかった。
そして それから 僕の猛勉強の季節がやってきた。
高校受験は 国語 数学 社会 英語 理科 の5つがあるが
合計で 8割以上は とらないと
受からないと 言われ 僕は ショックをうけた。
僕は 英語の成績が特に悪く
3割以上の点数がとったことがないのだ。
未だに 関係代名詞とかもわからないほどだ。
残りあと3ヶ月ぐらいしかない
そこで 僕は かけに出ることにした。
英語を捨てて 他の4教科で 9割以上とればいいと思った。
そして 僕は猛烈に勉強した。
他の人は塾にいったりする人が多かったが
うちには そんなお金がなかったので
完全に独学で 勉強をしていった。
ほぼほぼ ひきこもり状態だ。
そして 僕は 最後の 模試で
自己最高得点を 出していた。
学年で 初めて TOP10にも入れた。
もちろん 自己最高得点と言っても 英語以外の話だけど。
そして 入試 当日
いよいよやってきたが いきなり最初が 英語だった。
英語は ほとんど捨てているため
リスニングを聞いたあとは 15分ぐらいで 全ての解答を書いて
寝ていた。
だって 見ても わからないからだ。
日本語の問題ならまだ 粘ったかもしれないが。
英語なので さっぱりだ。
でも 他の4教科は ほぼ 完璧にできたので
自信があった。
そして 合格発表の日
その日は 合格発表を見てから
学校に行って 合格した人には 賞状がもらえるという
スケジュールだったのだが
僕は 寝坊したので 合格発表を見ることなく
学校に行った。
でも 心配はしてなかった。
それぐらい 自信があったからだ。
そして その予感は 見事あたり
僕は 賞状をもらった。
でも 合格番号を見て 喜ぶという 経験ができなかったのは
少し残念だ。
なぜなら 僕が受験するのは その一回が
最初で 最後だったからだ。
こうして 僕は
彼女が いる 滝川高校へ 行くことになったのだ。
続く