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14/5/26

目の前にあるおいしそうなもの、ほしいものまでも我慢しても、それでも手に入れたいものはなんだろう。

Image by Olia Gozha

おなかがすいていても、のどが渇いていても、それでも夢中になってやりつづけることってありますか?それが、あなたが本当にやりつづけたいことだって、きがついたことがありますか?

私は、58年間も生きてきて、ある人の本を読み返していて、初めて気が付いたのです。食いしん坊の私が、食べることも忘れて、コーヒーを入れることもしないで、コンピューターからもはなれて、むちゅうになることが、ひとつだけあるのです。(子供たちのことを除いて)。

それが、自分が今まで、目を背けようとし続けた本当にやりたかったことなんだなと気がついて、愕然とし、困ったぞと思ったりしているのです。それは、わたしのなかで、とてつもなくおおきなことだとわかったからです。

あなたも、もし、自分がなにをやっていいかわからなくなったら、自分の目の前にある欲望を捨ててまで、時間を忘れてやり続けたいことがなにかを考えてみてください。それはきっとだれにもひとつはあるのではないかとおもう。それが、あなたが本当にやりたいことなのです。あなたがこの世に生きてる理由なのではないかとおもう。それは、あなた自身でしか見つけられないものだと思う。他の人に聞いてもわからないのだ。聞く必要は全くない。自分でしかわからないからだ。

多くの人は、私のように本当にやりたいことが何なのかわからなくて、何十年も人生を生きている。そして、ある日途方に暮れる、「自分がやりたいことは何なのかと。」でも、考えてみたら、自分が本当は一番知っているのだ。これだったら、私は時間を忘れて、ごはんを忘れて、何時間でもできるというものが、なんなのか。

私にとっては、毎日成長しながら生きていく生き方を追及しながら、それを回りに伝えていくというものだ。私は成長することが大好きだ。素敵な生き方のしりたがりである。それをこれからまとめながら、世の中にも知らせていきたい。そして自分もいつもいつも学んでいたい。学んだことを形にしたい。それが、私が本当にしたいことなのである。

そのためには、大好きなチョコレートパイもめにはいらないときがあるのである。不思議である。

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