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14/5/22

伝説の赤髪ギタリストの死去

Image by Olia Gozha

大体中2とか中3にもなれば、

ミュージシャンとか

ジャニーズとか

ドラマとか

バラエティとか

みんな大体はまってテレビ観てたので

よくその話もしていた。

特にロックバンドはかっこよく見えたし

X JAPANのコピーとかやってる奴らも。

XJAPANといえば彼が思い浮かぶ。

俺が中3の時にhideが死去。

当時存在は知っていた程度で、

亡くなってしまった後すぐくらいに

”ピンクスパイダー”が発売された気がする。

クラスのやつでhideの葬儀に出席してきたやつもいるくらい

かなりメディアでも騒がれていた。

hideの死を追って自殺してしまった人もいたようで、

本当にこの人はカリスマだったと思う。

今でも彼を超えるようなカリスマは居ないだろう。

今まで生きてきて、「ラルクは嫌い」

という人は結構会って来たが、

「hideが嫌い」という人は

一人も会った事がないし聞いたこともない。

この出来事があって、しばらくしてから

hideのベストアルバムが発売された。

「作った人が死んでしまっても、その人の作品は残り続ける」

ミュージシャンっていいなと思うようになった。

きっと漫画家とか芸術家とか、

クリエイターのような方たちも

自分が死んでも世に残るような作品を作りたい

と考えていると思う。

俺もそうなりたい。

どうせいつか死ぬんだったら

何か世に残したい

そこまで当時は思わなかったかもしれないが

バンドやりたいなという気持ちは、

そのあたりから芽生え始めたと思う。

”高校入ったらバンドやろう”

中3にもなれば、

受験やら就職やらそういった進路の話になるが

大体進学を選ぶ奴が多かった。

「高校は出た方がいい」という周りの意見もあり

みんな普通に高校に行く感じだったので

何の疑いもなく進学を選んだ。

別に高校もどこでも良かった。

バンドがやれればとこでも良かった。

別にそこまでバンドやりたい!

っていう気持ちがあった訳でもなかった。

とりあえずそこまでバカでもなく、

ちょっと頑張って勉強すればまぁ受かるでしょっていう

高校の受験をすることに。

ちょっと家からは遠く

別の高校で推薦で入れる事も確定していたので、

落ちても最悪高校には行ける状況だったため

そこまで頑張って勉強した記憶はない。

しかし推薦で受かった高校の制服がダサかったし

普通に学ランがいいなと思っていたので、

志望していた高校に進む事にした。

受験に合格したら、

親にベースを買ってもらう約束をしていたので、

合格発表の数日後に

家から2番目に近い小さな楽器屋で

ベースとアンプを購入。

丁度その楽器屋に

当時のラルクのtetsuya(当時はtetsu)モデルの

一番安いベースが置いてあり、

「あ、これどっかで見た事ある」

と思って特に試奏することもなく即決。

たしかベースだけでも6万くらいした。

アンプも買ってもらったので、合計8万くらい。

それからバンドスコアを買ったり、

音楽雑誌を買っては

楽譜を観てコピーに勤しんでいた。

TVに映る彼らの動きを見よう見まねで

ピッキングからベースを構える位置やら

ひたすら観察していたように思う。

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