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14/11/26

【DRAFT(話の骨子)筆記用具の選定は、最重要課題】パン屋→資格試験予備校講師→税理士になってみて、感じる『難関資格試験 』合格の仕方や向き合い方や色々。

Image by Olia Gozha

税理士試験では鉛筆や、今流行っている、消えるボールペンなどは使用できないことをご存知だろうか?


税理士試験は、消すことのできないボールペン等の筆記具を使用して実施される。


そうすると、本試験に向けての演習も当然、筆記具はボールペン等を使うことになる。


筆記具は自分にとっては大変重要だ。本試験はスピードと情報量(解答量)が、要求される。


ただスピードを出せば、書く文字は当然、乱雑になるし、ゆっくり書いていたのでは、情報量が


減ってしまう。


 そうすると、スピードが出せて、かつ文字もある程度キレイに書ける(といっても自分の中でという程度のキレイさであはあるが・・・)


筆記具というものを常に探し続けていた。




沢山のボールペンを試した結果自分がたどり着いたのは、ぺんてるの ゲルインキハイブリッドボールペン0.5だ。


どこの文房具店でも販売している。ロングセラー商品であり、受験当初から使っていた。


ただ、もっとよいペンはないかといろいろなものに浮気もした。


例えば、三菱鉛筆の ジェットストリーム。このペンは滑らかさは素晴らしいのだが、自分には滑る感じで、ただでさえ下手な字が更に下手になってしまう。


 また、受験生仲間で有名だったのが、パイロットのゲルインキのハイテック。こちらは、勢い良く書いていると自分の筆圧が強いため、ペン先が折れてしまう。


変わり種ではohtoというメーカーのニードルポイントという、水性ゲルボールペンにも手を出した。


このペンは本試験を戦う。【チームひろます】の最終選考まで行ったが、最終的には、選考から漏れた。


理由は、税法理論などをかなりのスピードで書く際に、ペンを倒し気味に走らせていくのだが、このニードルポイントは、倒して書いた時に、ややインクの出が悪くなってしまうのだ。


 結局、試験勉強中は、常に新しい筆記具の探しながら勉強をしていたが、結局は【元の鞘に納まる】


形で、あった。




【日々の計算問題はシャーペンで!?】


税理士試験の科目は9科目あるという話は前述したが、


科目によって問題の傾向などは異なるものの、どの科目にも共通しているのが、


計算問題というものが存在する。


本試験に向けては、計算問題を解答できるようにするため、受験予備校から与えられる、


テキストや問題集にある設問を解いて計算力を培うのだ。


その際に、問題は1度解くだけではもちろん足りず、何度も繰り返し反復することで、自分の中に


その計算のパターンを覚えさせる作業が必要になる。


 演習をする際に自分がこだわっていたのが、解答する、テキストや問題集は、必ず、コピーをして


そのコピーに書き込む形で演習を行っていた。


【そんなこと当たり前】だと思われるかもしれないが、受験生時代にはかなりの少数派であった。


周りのライバルたちはどのように演習問題を解いているかというと、シャーペンや鉛筆などで、テキストや問題集に直接書き込んで、答え合わせをした後に、消しゴムでその履歴を消しているのだ。


 自分から言わせれば、普段の演習を本試験で使用しないシャーペン等消える筆記具を使うこと自体がありえない。


 野球で例えるなら、練習はすべて金属バットで、本番に、木製のバットに持ち替えるようなものだ。 


上記の理由からそのライバルにシャーペンを使っている理由を聞いてみた。


そうすると、【コピー代がもったいない】と言っていた。


確かに、コピー代はかかるのだ。自分は日々計算問題は30問程度の解答をしていた。


そうすると、1枚10円のコピー代とすれば、日々300円


月にすれば、9000円単純に年換算すれば10万を超えることになる。


ただ、本試験は、年に立った一度の、緊張感漂う真剣勝負。


その本試験に自分のパフォーマンスを発揮するには、日々の作業と本試験の作業をいかに変更なく行うかが大事なのである。


そう考えれば、常に問題をコピーして、ケアレスミスを減らすためのあらゆる方法を常に、練習するべきであり、そのためのコピー代などは安いものなのです。



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Image by Jukka Aalho

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