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14/5/2

ドアパンチの修理代を全額支払って貰えなかったので少額訴訟してみた(06)

Image by Olia Gozha

内容証明郵便への反応は、予想に反して返書という形で届きました。


相手側が作成した文章のため原文の掲載は控えますが、返書の要点を並べると以下の通り。


・4万円の支払いで解決している

・差額は交渉の結果である

・本人が請求してくるのはいかがなものか

・何かあればディーラーの担当者に相談下さい


返書の他に4万円の請求書及び領収書のコピーが添えられていました。「価格交渉の末に4万円を支払ったのですでに解決済みであり、4万円の領収書がその証拠である」という主張のようです。私はもちろんですが、ディラーの担当者に確認しても価格交渉の事実はなく、私からすると何の根拠もない一方的な主張としか思えませんでした。


次の一手はいくつか選択肢が有りました。


・民事訴訟

ぶっちゃけ裁判です。訴えを起こすことです。ちょっとハードルが高そうです。


・少額訴訟

プチ裁判のような制度です。60万円以下の請求で利用できます。一回の審理で完結するため比較的ハードルが低そうです。


・支払督促

いきなり裁判所から「〜を支払え」という督促状を送ることが出来ます。但し相手側が異議を申し立てると通常の民事訴訟へ移行するため、そうなるとハードルが高そうです。


少額訴訟か支払督促で迷いましたが、通常訴訟となるとかなり大変そうな気がしたので今回の件に一番適合してそうな少額訴訟の準備を進めることにしました。ここからの準備が大変で、平日は仕事もあるため時間を見つけては調べ物をしたり書面の準備をしたりしていたのですが、実際に訴状を提出するまでは二ヶ月以上かかってしまいました。





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