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14/3/1

一人暮らしの方へ賃貸物件探しのポイント

Image by Olia Gozha




私は転勤族です。これまで学生のときも含めて7回住宅を替えています。全てワンルームです。今回5年ぶりに賃貸物件探しをしてみて,やっとポイントなりが飲み込めてきたかなと思います。


自分の備忘録用と,これから賃貸などを選ばれる方向けに役に立つのでは思って,書いています。


私は,条件に合った上で,多少妥協してもなるべく安く借りたい方ですので,合わない方もいるかもしれません。今回私が巡った不動産屋は8件,見学した物件も同じくらいでした。


1「どこの不動産屋さんに行っても,出てくる物件は同じですから」はウソ


これは多くの不動産屋さんがいう台詞ですが,これはウソと言ってしまってもいいでしょう。


確かに同じ物件はありますが,不動産屋さんによって,出てくる物件に違いは確かにあります。現に,私が今回選んだ物件は,ほかの不動産さんでは一切提示されなかった物件でした。ちなみに,今住んでいる所もそうです。


また,同じ物件でも,家賃が少し安くなっていたり,ほかのサービスが追加されていたり違いがありました。


つまり,


「時間に余裕があるなら,たくさん物件を回った方が絶対トク」


です。少なくとも,3~4社くらいは回った方がいいと思います。


2「今決めていただかないと,すぐにほかの申込みが入ってしまいますよ」はままホント


この台詞もよく不動産屋さんから言われます。これは時期にもよりますが,ホントです。特に,多くの人が引っ越しをする時期は,タッチの差で,申込みできないということはままあります。私も昔決まったと思っていたところから,翌日先に予約が入っていて駄目になったことがありました。


しかし,焦って最初に入ったところでいきなり決めてしまうのは,私は早計だと思います。もちろんリスクはありますが,いろんな不動産屋を回った方が,私はいい物件に巡り会えると思います。


3地元の不動産屋に意外な掘り出し物がある


私の単なる素人感覚なのですが,テレビのCMをしているような会社よりも,外見が地味で,長い間地元でやっているような不動産屋のほうが,いい物件を教えてくれる印象があります。いい物件がないと困った方がいれば,そういう不動産屋も巡ってみるといいかもしれません。


また,これも経験知ですが,そういう不動産屋の方が,いろんなサービスや融通にも応じてくれやすい,単純に気安い人が多い気がします。有名どころの不動産屋の営業さんは,人にもよりますが,売上げしか意識がないような印象を持つ方もちらほらあり,理不尽なトラブルになりかけたこともありました。


仲介業者さんとは,入居した後も退去するまでお付き合いは続くので,話しやすい会社の方がいいと思います。意外といろんなことで業者とやり取りはありますので。


4優先順位をしっかり意識しておく


初めての人は,どの物件がいいのかわからない人が多いと思います。資金が豊富にある方は別にして,なるべく安くていい部屋に住みたい人は,どんな条件が大切かを考えておいた方がいいですね。場所,家賃,間取り,設備,築年数・・いろいろありますね。探していく内に,ここはこういうところがいいけど,ここが駄目という所が見えてくるので,そのときにどうするかをすぐに判断できればいいと思います。


なるべくなら,初めての人は誰かと一緒に探した方がいいですね。経験者や,親類とか,信頼のできる友人とか。自分が見落としている意外なポイントを指摘してくれるかもしれません。


5物件は実際に見てから決める


遠方の引っ越しなどの場合は大変ですが,やはり物件は実際に見て決めた方がいいです。間取り図や写真だけではわからないことはたくさんあります。


それに,大体悪い部分は情報には入っていないことが多いです。音,においなども行ってみてわかります。日の光がある内に見た方がいいです。周辺も聞いておいた方がいいですね。


6探す時期は早いほうがいい


これも時期に寄りますが,引っ越すことが決まったときから,物件は探した方がいいです。特にほかにも引っ越す人が多い時期は,いいところからどんどん決まっていきます。


でも,申込んでから,引っ越しまでの時期が長いと,入居までの日数も家賃として計上してほしいと,家主が言ってくる場合もありますので,タイミングは考えてみてください。



以上,これまでの経験上でわかったことを書いてみました。最近は,物件探しが楽しいと思えるくらいに私はなりましたが,最初はやっぱり不安ばかりでした。今探している方は,焦らずじっくり探して,いい生活スタイルを手に入れてください。

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