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14/2/24

今では笑い話の私の自殺未遂の話し

Image by Olia Gozha


カウンセラー「何か悩み事があるんですか?」

「先日、自殺未遂しまして、お医者さんに精神科のカウンセラーを受けて下さい。と言われたので来ました。特に悩み事とかあるわけではないのですが、ちょっと衝動的というか、不安定な状態だったんですよね。」

カウンセラー「そうなんですね、気持ちが不安定だったんですね。」

「はい、自分の性格的に感情をコントロール出来ない時があります。それが良くないんですよね。でも、今回の事でたくさんの人に迷惑をかけたので、もう学びました。」

診察初日からやけに、自分の事を客観的に分析している自分に気づき、精神科に行くのを辞めました。


初めての自殺未遂は中学2年の時

私の通っていた中学はとても荒れていて、窓ガラスはしょっちゅう割られるし、タバコがたくさんトイレで見つかるし、イジメも本当にひどかった。

そんな中、ある女子グループに目をつけられ私へのイジメが始まった。理由は分からない。

どうせ筆箱がちょっと自分のより可愛いとか、そんな小さい事だ。

学校に行けば、上履きや机の中に大量の画鋲。確認せずに上履き履いて何度足から血を流したことか。

体育着もゴミ箱の中で発見。ゴミ箱から体育着を取り出す時の悲しさ。

授業中に、私の方を見てにやつく女子たち。悪口を書いた紙切れを回している様子。

何書いてあるかめっちゃ気になるし!


本当に陰湿で、誰にも助けを求められなかった。

私が話しかければ、次はその相手が標的になる。そんなイジメのサイクルだった。

心が痛くて、カッターで手首を傷つけるようになった。

なんとなく、手首の痛みを感じていると心の痛みは気にならないような感じがした。

結局、不登校になった。


あいつらと同じ高校に行くもんかと、ひきこもって家でひたすら勉強をして偏差値の高い私立高校に入学することになった。(中学の先生にも学校の勉強は意味がないので行きませんと弁解しておいた。)



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