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14/1/23

「睡眠障害の日常」目が、目がぁぁぁぁぁぁ。

Image by Olia Gozha

目を開けていられなくなる

毎度ラピュタネタでどうもすみません。

目が、目がぁぁぁぁぁ

本当なんです、人と重要な商談をしていても、プレゼンで自分が話していても、いくら運動してみても、歩いていても、猛烈な睡魔が襲ってくるんです。本当なんです。

無理に目を開けていると、景色がグニャグニャしてきて乗り物酔いみたいに気分が悪くなって吐き気がしてくるんです。

会社勤め時代、ときどきこういうことがあって本当に困りました。


冷たい水で手を洗う・顔を洗う、体を動かす、カフェインやニコチンを摂取する、外の空気を吸うとか、色々試しましたが、眠いもんは眠い。もうただただ目をつぶってしまいたい、このまま眠ってしまいたいと体が訴えてくるんです。


でもじいちゃんは嘘つきじゃないよ。

緊張感が足りないとか、運動不足だとかよく言われるんですが・・・でも本当に、眠くなるんです。


数年前に92歳で大往生した母方の祖父は、真珠湾攻撃に行ったことだけが自慢の特務少尉でした。でも、実はこのじいちゃんがまた自分とそっくりで・・・いや、自分がこのじいちゃんにそっくりで・・・


じいちゃんは「兵隊になったら飯が食える」というよくありがちな理由で戦争に行った志願兵、泳ぎもダメ・船酔いもひどいのに何故か海軍に行った通信兵でした。

主に潜水艦に乗っていて、特に何も考えずに回天(人間魚雷)に志願して「特務少尉」をもらったものの、たまたま戦争が終わって生きて帰ることにはなったのに、賄賂の渡し方とお金の隠し方に失敗してマレーシアに数年抑留されてから、上司にもらった重たい洗面器を一つ抱えてボロをまとって帰国し、「Uさんは何を着てもよく似合うわね」と嫌みを言われた人でした。

そのじいちゃんは、とにかく寝る人でした。

潜水艦に乗っている時も、敵襲の警報で起きず、いつも寝坊していて上官に殴られまくり、南方(インドネシア)の前線で近くの橋が爆破された音にも気づかず寝続けた人でした。それが自慢でした。


自慢で済めばいいですが、晩年も夜8時に寝て、朝6時まで寝てました。挙げ句行った言葉は、


じいちゃん「オレも年を取った、朝早く起きるようになった」


私は過眠症の正当なる遺伝子継承者なのだ。

すいみん.comによると、過眠症になりやすい遺伝子があるらしいのです。これを見て確信しました。


おいら「私の名は、リョムスカ・パロ・ウル・カミン。パロは過眠語で王、私は過眠症の正当なる遺伝子継承者なのだ。」

いびき・歯ぎしり・寝言・夢遊病と、4拍子揃ったじいちゃんに、自分はそっくりです。

小さい頃から目を開けて夜中に徘徊していましたが、未だに治りません。先日、歯ぎしりで歯が欠けました。寝言で叫んで人を起こしたことも数えきれません。そうだったのです、遺伝子だったのです(たぶん)。


じいちゃんのお血筋にあらせられる松平長七郎長頼君なるぞ


おいら「俺の名前は引導代わりだ。迷わず眠りに落ちるがよい。」

というわけで、もう6年も医者にかかってます

こういう症状のある方、我慢しないでお医者さんにいきましょう。睡眠障害はなかなか理解されづらいですが、一緒によい睡眠を目指して眠りましょう〜〜〜

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