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14/1/22

時代によってキャラは変わるもの

Image by Olia Gozha

人間こうあるべきだってのは嘘っぱちで、

人は年齢やその時代によってあるべき姿は

変わるのが当然である。

新卒で入社した会社にいたころ、

先輩、社長問わずガンガン言いたいことを

いう同期がいたが立場がえらい人からは

めちゃくちゃ叩かれていた。

「もったいないやつだ、もっと大人な対応できるようにならんと」

「あういうやり方したら嫌われてかえって何もできなくなる」

「組織を乱してる」

もちろんこれはある意味正論。

周りの調和を保ちながら、

個人の意見を出していく、

それが大人の対応なのかもしれない。

でも老若男女問わずそんな大人びた

やつばっかになったらどうなるか。

実はその結果が、いまの日本である。

他国の争いをさけ世界と調和を目指す。

自分の意見をいうより世界の意見をまずきく。

その結果がこれだ。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな。」

初めから頭を下げた稲穂なんて、

なんの役にもたたない。

まずは上向かってガンガン背伸びして、

周りも無視して自分の意見いいまくって

一人で突っ走っていく。

それでいつか限界がわかって、

周りと調和していく。だからこそ価値があるし

そんな人間の方がおもしろいにきまってる。

若いうちはとがらないといけない。

日本ももっとがつがついかないといけない。

俺はニューヨークに来る前と来てからと

2年半たった今では随分と考えが変わってきた。

1段階、日本このままじゃやべぇわ

2段階、世界って本間いけてるわー

3段階、日本って本間いけてるわー

4段階、世界って本間汚いわーむかつくわー日本もったいないわぁ

5段階、これから、、、

6段階、まだまだ先、、、

ずっと日本にいた自分は、

日本の未来への危機感から世界へ飛び出した。

そして世界の良いところがたくさん

飛び込んできて世界っていいなって思った。

でも時間がたつに連れ、

世界の浅はかさ、汚い部分が見えてきて、

日本のすばらしさがどんどん肌にしみてきたのだ。

日本にずっといったら本当の意味での

第3段階、第4段階には絶対に行けない。

それは世界を知って、初めて比較でき、

初めて頭じゃなく肌でわかることだから。

今の日本人に一番かけてるのは

第4段階である。これは日本人が一番口にしたくない、

そして日本人が一番理解しにくい部分だと思う。

今参議院選挙では、

現実主義と理想主義がぶつかっている。

日本がいくら平和をさけんでも

相手が戦争したかったら戦争は起こる。

だからその抑止力として核をもち軍をもつ、という現実主義。

そして、憲法9条をかかげ、

原発0、戦争したくない、

と叫んで世界平和を目指す理想主義。

現実主義は、

幕末から明治時代の動きに似ている。

抑止力としての富国強兵、

かなり現実的な考え。

理想主義は、

幕末の長州藩に似ている。

当時はペリーなどの外国人に侮辱され、

外国人をやっつけろっていう

国民の愛国心を代弁した長州藩がヒーローになった。

今は世界平和、戦争はしたくない、

徴兵制になっても怖いからいきたくない、といった

民衆の声を三宅さんとかが代表している。

あぁいう生き方は日本のためを思う

長州藩の志士みたいにかっこいいし、

今の時代に絶対必要な勢力。

でもどこか理想に見えてしまう。

自分も含め日本人は

世界がすべて日本人だと仮定して

物事を考える習慣がある。

戦争を放棄すれば戦争は起こらない。

武器をすてればいずれ世界はわかってくれる。

実際世界では戦争したくない国と戦争したい国の

バトルが繰り広げられているし、

ニューヨークでビジネスやってて思うのは、

感情より利益だけで動く人が世界に

うようよいるということ。

もっと理想と現実をあわせた

もっとなんか違った道がある気もする。

でも全然わからん。

やっぱり俺は世界を見てこようと思う。

TwitterやいろいろなIDに使っているtatsuya2020、

2020年が自分自身がやっと大きく動きはじめる、

ターニングポイントだとずっと思ってる。

それまでは現実世界をもっとみてくる。

来年から俺は世界にでる。

それまでは評論家みたいになりたくないので

生き方のかっこいい三宅洋平さんや山本太郎さんや橋下徹さんを

政策は全然違うけど、勝手に応援していきたい。

政治のことなんてさっぱりわからんけど、

かっこいい生き方かどうかはわかる!

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