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14/1/22

治世の生き方、乱世の生き方

Image by Olia Gozha

『歴史を学ぶと、いかに歴史から学ばないか、学べる。』

  - ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

人類の歴史は戦争の繰り返しであり、

治世と乱世の繰り返しでもある。

最近まで俺ら日本人が平和ボケできたのも、

乱世(戦争や戦後復興)で戦った先輩方のおかげ。

260年の太平の世が続いた幕府が滅びたように

平和からまた乱世へと変わって行く。

そんな時に意識しないといけないのが

それぞれの時代の生き方である。

ニューヨークにくるまでの自分は

人生はがんばった奴でも成功した奴でもなく、

楽しんだ奴の勝ちだと思っていた。

一日いちにちを充実させて

楽しめばいい、それが最高だと。

今でもその考えは変わらないが、

それだけじゃダメだなって世界に出てみてきづいた。

それは今を楽しめても未来がないから。

このままの日本の延長戦に輝きがないから。

幕末を振り返ってみると

なぜか娯楽的な著名人よりも、

日本を救った志士たちの名前が

歴史によく残っている。

もちろん江戸時代は文化の宝庫で、

能や歌舞伎、あらゆる文化人の

英雄がいたに違いない。

でも今でも俺らの心を熱くするのは

命をかけて戦った志士たち。

でもそれは当たり前のことで、

俺たちはふだん意識しないが、

命をかけて戦った先輩がいたから、

今の強い日本があり平和を教授できてると

本能的にわかっているのだ。

今の日本は完全に治世を引きづっている。

メディアの影響が恐ろしく強く、

テレビの世界の住人に憧れている。

若者の多くは有名になりたいがために

芸能界などの派手な世界を目指し、

しまいにはテレビ業界への就職に憧れ

目指すようになっている。

でもこれからは変わる。

政治家や起業家、

そういった日本の未来をダイレクトに

救って行くだろう人達が輝く時代になる。

若者は政治家になるのを憧れる。

日本をもっとかっこよく、世界にもっと影響力を、

そんな思いからアートやスポーツ、

ハリウッドという分野で世界に勝負かける。

そんなふうになるだろう。

そうならなければならない。

治世と乱世

俺らは幸か不幸か乱世に生まれた。

自分のために日本のために

未来の日本の子どものためにも、

世界を知り、日本を知り、

自分の道を切り開いていくしかない。

乱世では人生は楽しんだもの勝ちではない。

人生は納得させたもん勝ち。

自分を最大限に使いきったもん勝ちである。

乱世を受け入れよう。

もう一度日本人の本気を見せてやろう。

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