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14/1/22

日本人を騙し続ける死語たち

Image by Olia Gozha

「石の上にも三年」

高度経済成長期の日本が利用した、

嫌でも会社に留まらせる悪魔の言葉である。

あのビジネス界の巨匠ドラッガーも、

環境が合ってないと思ったら

自分の可能性を否定し始める前に

早く環境を変えた方がいい、と言っている。

竜馬は脱藩して5年で日本を変えた。

晋作は4年で革命を起こした。

3年も我慢してたら

すべては終わっちゃうぜ。

「有言実行」

これを美学にする人は多いが死語だ。

昨日の常識が今日には非常識になるような現代。

いちいち言った事に固執してたら、

窮屈で生きてきゃしない。

といいつつ

昔は俺もこれを美学としてたけど。

でも今は違う。

「十言三行」

10個言って3つやる。これだ。

「有言実行男」は1年に

1つしか事を成せないが、

「十言三行男」は1年に、

3つも事が成せるのである。

単純に考えても、 3-1 で

「十言三行男」の勝ちである。

「有言実行男」の典型とされる新庄。

俺から見れば彼は完全なる「十言三行男」だ。

予告ホームランのイメージが強いが、

彼は人よりも宣言する回数が多いだけで、

全部をホームランしたわけじゃ決してない。全然ない。

でも人の記憶には、

「やったこと」「インパクトがあったこと」

だけが残るのだ。

俺も最近「有言実行」するよね、

って言われることが増えてきたけど、

全然違う。

やりたいことが常に、

10個くらいあって、

結果3つは確かにやっている、

だからその3つが印象に

残ってるだけなのである。

卑怯な奴なのである。

実は他の7個は

「やっぱちゃうかったな」

「もうあきたわ」

「本気じゃなかったんかもな」

で消えている。

有言実行、ではなく、十言三行。

これほど変化に対応でき、

結果もたくさん残せ、

何より気楽で楽しい言葉はない。

本当に大事なのは、

「有言実行」

なんかじゃなくて、

「初志貫徹」

なのだから。

「挑戦者達の溜まり場」、

これは本気でやりたいことなんで、

12月にはガチでオープンします。

2年後には日本が揺れる!はず!

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Image by Jukka Aalho

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