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14/1/22

震災が教えてくれたこと

Image by Olia Gozha

3/11から二週間がたった。

正直まだ二週間か、と思うくらい長いながい二週間だった。

自分にできることは何か?

そう考えた末、応援動画をつくることにした。

正直、確かなことは何もなかった。

YouTubeに動画を上げたこともない

Macでムービーも作ったこともない

一眼レフで人を撮ったこともない

英語もまともに話せない

でもそんなことは一切、

頭をよぎらなかった。

ただ、

100人の声を集める!

最後はタイムズスクエアで日の丸をかかげて集合写真を撮る!

時間は朝9:00-夜24:00まで!

これだけ決めて動いた。

その動画は今、合計22000の人に届いている。

この経験から本当に多くのことを学んだ。

その中でも、特に深く心に刻まれた二つのこと。

1、身近な人を大切に。

正直、YouTubeの広がりにはおどろいた。

はじめはツイッターで届けることから始めた。

嬉しい事にUPしたその日に、

友人からたくさんの温かい言葉が届いた。

その後、100,1000,10000とPVは増え、

今では20000に近くにメッセージは届いている。

その広がりをみて感じた事、それは

目の前の人が元気になれば、

その元気は日本中に広がっていくということ。

この動画には、

今でも嬉しいコメントがたくさん寄せられているが、

今コメントをくれている方は僕の会った事のない人ばかり。

友人まわりから広がったこの動画は、

友人の友人、友人の友人の友人と広がり、

毎日数千の新たな人に届いている。

日本復興の前に、目の前の人の笑顔を。

この経験から

身近な人をもっともっと大切しよう、

その思いが自分の中でかなり強くなった。

みんなが目の前の人を大切にすれば、

その温もりは日本中へ広がっていく。

目の前の人に元気と笑顔をあげれば

日本は笑顔になる。

目の前の人を幸せにできないやつが、

日本も世界もひったくれもない。

身近な人を幸せにする!

これが自分の使命の一つだと確信した。

2、一人でもやる!

今回、自分の中には覚悟があった。

それは「おれは一人でもやる」という覚悟。

企画を考えたとき、

一人より二人のほうがいいものができると思い

知り合ったばかりの人を誘った。

「日曜日何か予定ある?」

と聞くと、月曜試験だから勉強する、といわれたので、

「了解!試験がんばってね。またね。」

そう切り返した。

その時、一人でもやろう、という強い覚悟があった。

でもその子が、「何があるの?それだけ聞かせて」

と何度も聞いてきたので、企画を説明。

すると「やりたい!」とのってくれた。めちゃくちゃ嬉しかった。

「一人でもやる!」

この覚悟あったから、その子にも想いが伝わったし、

結果的にいいものが作れたんだと心から思う。

この決意は今までの自分にはない新しい自分だった。

正直、怖いものは何もなかった。

技術や経験なんて関係ない。

強い想いと覚悟さえあれば

誰にだって何だってできる。それを肌で感じた。

告白。

すでに気付かれた方もいるとは思いますが、

この動画には重大なミスがあります。

なんとビデオの冒頭に出てくる、

MESSAGE という文字が

実は MASSAGE になっています!

~ 泣ける動画から笑顔になれる動画へ ~

【元気玉】日本中へ届け!世界からの応援メッセージ。

↓ ※世界版は修正しています。世界に恥をさらさないように。

【元気玉】世界中へ届け!Pray for Japan.... from NewYork

完璧じゃなくても、最高のものはできる。

こんなバカな自分でも少しは役にたてました。

誰にだって何だってできます。

Never forget 3/11

今、一人ひとりが自分にできることを。

日本のために。目の前の笑顔を。

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