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14/1/22

渡米失敗!41時間の大晦日。

Image by Olia Gozha

ぶっ壊す。

これが今年のテーマ。

になりました。急遽。

もう、ほんと大反省です、

あの長い長い大晦日は。

2010年の大晦日、

それは自分にとって

とてもとても長く、

そして生涯忘れられない日になりました。

渡米日は12月31日の夕方、関空発でした。

そして、[21:49]にNY到着予定。

飛行機の上からマンハッタンを望み、

NYで年越し、そんな理想的プラン。

が、、、、、、

実際にNYに着いたのは、

NY時間の1月1日、朝5時。

年越しはなぜか機内だったんです。。

というのも、

なんとこの大事な大事な大晦日に、

大事件が起きました。

それもサンフランシスコで。

31日[18:35]関空発、

同日[13:05]サンフランシスコ乗り換え

同日[21:49]にNY着。

これが当初のプラン。

もちろんサンフランシスコまでは

とても順調でした。(まぁ当たり前のことですが)

そこで乗り換え手続きに入り、

なんなく離陸30分前には

搭乗ゲートに到着。全く問題なし。

まだ時間あるな、ってlことで、

ゲートの受付で窓際席にしてくれないか、

駄目もとで交渉。

すると数分後に、

「空きが出たからOKよ」と奇跡的に窓際確保!

大晦日で満席の機内だったのに、まさにミラクル。

これでNYの大晦日を空から、それも窓際から見れる!

もしかして花火とうち上がっちゃったりして!!

と興奮も最高潮になっていきました。

にしても、まだ時間あるな、と、

近くの椅子へ腰掛けながらiPhoneの充電を開始。

(※印おんぼろiPhoneなのですぐ切れるんです)

そうこうしているうちに、

搭乗開始時刻20分前。

そこで事件が起きました。

なんと、、、、、

無性に歯を磨きたくなった!

当時の自分の感覚では、

出発時間ぎりぎりまでは、

搭乗できると思っていました。

現に出発地の関空では、

離陸の5分前から搭乗開始でした。

15分前に搭乗すればいっか、と、

楽観的に歯を磨きにトイレへ。

よし、すっきり!!

これで気持ちよくNY!!

と、うきうき気分でゲートに戻ると

なんとドアがクローズに!!

「や、やってしまった。Oh my god together!!」

後からアメリカ人に聞いた話では、

アメリカの国内線はゲートが

閉まるのがとても早く、

早いところでは20分前に閉まることもあるらしい!

過去の経験上、

15分前なら問題ないと思っていました、

それが大誤算でした。

その瞬間、思い描いていたNYでの

理想的な年越しは消えました。

さらに次の便は10時間後、

さらに空席なし。正直引きました、自分に。

人生でトップクラスに引いた。もうドン引き。

原因が「歯磨き」って。

そして次の便も満席で、

いつになったらNYに行けるのか、

と思いながら、9時間待っていると、

なんとか直前で次の便に空席が出ました。

ほっ。

結局、テレビでNYのカウントダウンを見るはめに。

周りの外国人はNYのカウントダウンが始まると同時に、

キスを開始。それはあくまでNYのカウントダウンであって、

サンフランシスコのカウントダウンではないのに。

サンフランシスコは後3時間も先なのに。

そしてそしてまさかの

機内でのカウントダウンへ突入。

(サンフランシスコはNYよりも3時間くらい遅れてるため)

でも、少し期待しました。

機長から

「Happy New Year! Welcome to the Countdown party in the sky! 」

みたいなオシャレな言葉でもあるのでは!?

でも、

何もなかった。

周りはみんな爆睡。

さらに今飛んでいる場所の標準時刻が

何時かわからず正確なカウントダウンもできない。

仕方なくサンフランシスコ時間で12時になるのを待ち、

静かに「あけおめ」と一人つぶやき就寝。

長い大晦日をありがとう。

時差のため大晦日の体感時間は、なんと41時間。

こんなに長い大晦日を過ごしたのは

自分の他にはいないでしょう。

なかなか大晦日が終わらないのは、

今年中にしっかり反省せよ、というお告げだと思い、

機内でずっと反省。年が変わるまで猛反省。

楽観主義は世界では通じん!!

きっちりマンに変身しよう!!

そう息込んでNYへ乗り込んできました。

かつての俺にアディオス!

きっとりもっちり計画、大始動です。

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