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おれ「雪降った?」
父「降らないよ」
おれ「いがったー」
翌日
俺「雪降った?」
父「降った雪寄せするべ!!!」
俺「わがったー」
冬に挨拶のように交わされる朝の一幕。
これは、秋田の山奥で生まれ毎年雪寄せに追われる男性の生活である。
しんしんと降る雪
窓から見える一面の銀世界
周りを見れば秋の収穫を終え今年の役目を終えた水田に白銀のカーペットが敷かれている。
犬は喜び庭駆け回り、猫はコタツで丸くなる
こう聞けば雪国以外の人達はこう思うかもしれない
なんて素敵な風景だ ほのぼのしている
一回は住んでみたい!!!!
雪国以外の方はこう感じているかもしれない。
雪国の人ってスノボやソリ遊び、カマクラなど冬に楽しめるものがあっていいなー!!など
私は思う。
それは大きな勘違いであると!!
そもそもソリなどは、ただの運送手段である
カマクラに至っては、雪寄せに飽きた子供たちをそれでもなんとか雪寄せさせようと大人が考えたトリックだと
雪が降れば犬は犬小屋で丸くなるし、猫はコタツでまるくなる
雪国に生まれ育った人達はこう思うはずだ
また始まる。除雪の季節が
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