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14/1/10

恋人たちとの会話

Image by Olia Gozha

彼女~お待たせ

彼 ~やあ、元気だった

彼女~もちろん

彼 ~自信たっぷりな言い方だねぇ

彼女~そりゃあそうよ、病気なんて言う言葉は、

私の中では存在しないもの

彼 ~すごいな、それ

彼女~あなたが教えてくれたんじゃあない

彼 ~そう・・・・・・・・

彼女~あなたが、病気というのは、気持ちの持ち方が八割を占め自分の身体の働きを信頼しているとき、身体はそれに応え健康を保とうとするし、不安で、自分の身体を疑い、干渉すれば身体の本来の働きを阻害し病気を引き起こすと、あなたが教えてくれたんじゃなかった

彼 ~そうだったっけ、そんなことも言ったような・・・・・・・・

彼女~そうよ、自分の言ったことを忘れるなんて、無責任だわ

彼 ~悪かったよ、僕はねぇ、自分の発した言葉は単に提案に過ぎないと考えているんだ。

彼女~どうして

彼 ~僕的に言えば、自分の持っている価値観や意見を

人に押しつけたくないという気持ちが働いているんだと思う

彼女~それで

彼 ~人に自分の価値観や意見を押しつけても、人は自分の価値観で物事を捉えているから、受け入れられるか、拒絶しているかは分からないし、押しつけることは相手に対しての自由意志の侵害だと思っているからねぇ

彼女~そうなの

彼 ~そうだよ

彼女~あなたは以前言っていたわねぇ、天国も、地獄もなく、死後の世界は自分の思っていることが、周りの風景になっていると言うようなことを

彼 ~そうだよ それが

彼女~だとすれば、私の思考が変われば、その風景は変わるの

彼 ~もちろんそうだよ

あなたが嫌だと思った瞬間、別の風景になっているよ

彼女~それはすごい

彼 ~しかし、それは死後の世界に限定された出来事ではないんだ

彼女~どういうこと


彼 ~この物質界もその法則が働いているよ

彼女~それから

彼 ~あなたが見ている周りの風景は、五感を通して経験しているだろう、つまり、あなたに入ってくる情報や風景は、あなたの価値観に翻訳され、見ていると言うことになるんじゃない

彼女~どういうこと

彼 ~自分の心のフィルターで物事を見ていて、自分本位で物事を見ていると言うことさ

彼女~言われてみるとそうだわ

彼 ~この世界は因果律という法則が働いているから、あなたの思考・行為・言葉によって原因を作り、結果として今をあるわけだ。

彼女~そうだったわねぇ

彼 ~まあ、人は弱い者だと思っているから、嫌なことに出会ったりすれば、状況の責任にしたり、誰かの責任にしてみたり、運命の責任にしてみたりする。

 自分が物事の原因だと認めない限り、状況は改善されないだろうねぇ

彼女~それは言えるかも

彼 ~問題を解決するには、ひとつの提案だが、紙に書き出すことだよ

まあ、書いた用紙があるから渡すね


彼女 ありがとう

どれどれ

問題(悩み 心配事)と感情を分離して、解決する方法  

 1問題は何か

○事実のみ記入  

 2どうしてそれを問題だと思うのか

○本当にあなたにとっての問題なのだろうか?

○時間の経過と共に消え去る問題なのではないか?

○深刻に捉えすぎているだけではないのか? 

3問題の原因は何か

○外的要因(事実のみ記入)

○内的要因(何があなたの気持ちを乱れさせるのか?

「内的な感情」を記入)

○大切なことは、外的要因も、内的要因も、あなたの視点・感じ

方が作り上げているドラマでしかない

○問題の原因の中に答えが含まれている。

4どのような解決策が考えられるか

○解決する方法は複数あるという視点で考えてみること。  

5最善と思う解決策を選択し、実行する。  

6結果

○なぜうまくいったと思うか

○なぜうまくいかなかったと思うか  

7自己評価   一から十までの評価

8うまくいかなかった場合 4に戻り、別の解決策を実行する。

彼女~なかなかうまくまとめられているんじゃあない

彼 ~まあ 工場の中で使われている、問題解決の手法と感情に関わるところに焦点を当て考えたからねぇ

彼女~どうして感情を加えたの

彼 ~それはさ、人は出来事+感情で記憶し、自分にとっていい出来事だと嬉しくなるし、自分にとって不快な出来事だったら、嫌な気分に陥りやすいからねぇ。

彼女~分からないよ

彼 ~話がそれてしまった、問題というの自分にとって不快な出来事だから、感情的も不安定だからねぇ、それだと客観的に問題を判断できないだろう、それで加えて考えて見たんだよ。

彼女~なるほど

彼 ~今日の話はそんなところかな

彼女~あなたとの会話はいつも、ワクワクしているんだけど、あなたはどうも理論的なところがあって、ついて行けないことがある。

彼 ~そうか、冷めた目で今の状況を、客観的に見るところがどこかにあるかも、そういった雰囲気があなたに伝わっているのかも知れないな、それは仕方ないね

彼女~そうなの

彼 ~雑談は苦手で、ある程度話題を決めておき、それを組み立てて話す方が私は得意なんだけどねぇ

彼女~話は変わるけど、この前に行った花鳥園は楽しかったよねぇ

彼 ~楽しかったね、あ こんな時間、ぼつぼつでようか

彼女~そうねぇ じゃあまたねぇ

彼 ~またね

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