top of page

14/1/6

前向きに生きていくことは難しい【転職のための引っ越しの話】

Image by Olia Gozha

例えばネガティブなのは良くないよとか、前向きなことを言わない人とは付き合いたくない(恋人とかでなく人としてね)なんて、よく聞く話だ。

でもな、なかなかポジティブに生きることは難しいと思うわけだ。

それをするには自己肯定が前提だと思う。自己肯定をするには愛されたりそれでいいんだと思えたことがなければ出来ないことなんじゃないかと。 

学習された無力感、なんて言葉を聞いたこともある人だっているんじゃないだろうか。

まあ、そんな感じである。

家庭環境を理由にしたくはないし、いい年してそれをまだ引きずるっていうのは自分の責任だ。とも思われることだろうなあ。

普通の両親に愛されて世話されて、って生きてきた人間のほうが、いきていきやすいことはたしかなんじゃないかなあ。と感じたりする。


今。

私は転職をしようとしている。

五年務めた会社だったがもう、なんかいいや。と思ってやめることにした。そこら辺の詳細は取り敢えず今回は関係ないのでオイておこう。

で。わたしは寮に住んでいた。まあ、寮というか、社宅?

別に門限があったりしょくじがあったりとかそういうのではなくただのアパートなんだけれども。

とにかく仕事を辞めるとしたら勿論寮を出ないといけないわけだ。

あたりまえだけどな!


で、部屋を探しているわけだがここでどんな状態に直面しているかというと、まあ、無職は仕方ないんだ。

でも無職保証人なしの人間にお部屋探しは優しくない。

保証人は普通の人なら親に頼めることだろう。でもうちは微妙に普通とは言いがたく、要は親が当てに出来ない。かと言って他人に頼むか?

保証人なんていう大層なものを人に頼むなんて論外だ。

私の父は保証人に逃げられて借金を負った。いろいろまあ無理だったので母が自己破産した。

そんなこんなだので私自身は絶対に保証人なんてものにはならないし人にも頼むまいと心に誓っている。

ネットで検索すればクレジットカードがあると保証人なしでもカリれるようになるとか何とかいうものも見かけたので事前にとりあえずオリ●のカードを作ってみたが、田舎であるが故クレジットカードで払うことにすれば保証人の件をクリアできないかと聞いてみても家賃をクレジットカードで払うという物件は取り扱っておりませんね―などという回答が帰ってきたりするわけだ! 

ネットの言葉を鵜呑みにしちゃいけないね!はは!

 

全体的にだよ。人生がハードモードなわけよね。要は。

そりゃね。日本に生まれてこうして食べるものがあり食うものがあり着るものがある。それだけでしあわせだろうと言われたらそうだ。ソレはしあわせだ。

でも自分より恵まれてそうな、ようは多少は楽そうな人間に言われてもお前に何が分かると。思うよねえ。

それは僻みだし卑屈だけれど。 

ひとに平等に与えられたものがあるとしたら不平等さだ、と。



ああでも私は自分が不幸だとは思っていない。恵まれてる側の人間であるとの字画はある。だから私は可哀相だなんて漏らしたこともないつもりだ。ただ、生きていくのは面倒臭いことだよなあ。と思うことくらいは、誰にだって許される権利じゃないかと。ね。


ただなんとなく近頃ネット上で適当につぶやいていたら貴方のような人にはなりたくないなと言われたので。

盛大に後ろ向きの思考を発露させ垂れ流してやろうと思ってね! 

ストーリーはじめたった!


後ろ向きの人間の生い立ちを語ってやろう。

←前の物語

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

忘れられない授業の話(1)

概要小4の時に起こった授業の一場面の話です。自分が正しいと思ったとき、その自信を保つことの難しさと、重要さ、そして「正しい」事以外に人間はど...

~リストラの舞台裏~ 「私はこれで、部下を辞めさせました」 1

2008年秋。当時わたしは、部門のマネージャーという重責を担っていた。部門に在籍しているのは、正社員・契約社員を含めて約200名。全社員で1...

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話

学校よりもクリエイティブな1日にできるなら無理に行かなくても良い。その後、本当に学校に行かなくなり大検制度を使って京大に放り込まれた3兄弟は...

テック系ギークはデザイン女子と結婚すべき論

「40代の既婚率は20%以下です。これは問題だ。」というのが新卒で就職した大手SI屋さんの人事部長の言葉です。初めての事業報告会で、4000...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

bottom of page