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14/1/2

人生最大の失恋 1

Image by Olia Gozha

高校中退


ナナオ氏 16歳


私は高校中退である。

そう、調子ぶっこいていたのである。

授業中にマニュキアを塗っていたら、先生に注意される

高1 5月頃

タミコ先生「授業中に何やってるの!今すぐしまいなさい!!!」

ナナオ「え~ちょっとまって!あと小指!」

タミコ先生「いい加減にしなさい!」

ナナオ「も~タミコったら~。タミコも塗りぬりしてあげる♡」

タミコ先生「もう許しません!生活指導室に連行です!」

ナナオ「ちょwww泣くなよ~~wwwwごめんってばあ~!」

というタチの悪い生徒であった。謹慎処分を受ける。

髪の毛をショートカットに切られる。ワカメちゃんにされる。



高2春の春頃、無期停学をくらう。

別に何もしていない。

友人女のハルが後輩と喧嘩したのだ。その場にいただけ。


ハル「オマエナマイキなんだよ~!キイ~~」


私は、酢昆布を食べながらなにやってんだろ。ばかばかしいと

教室の後のロッカーに腰をかけ、足をプラプラさせて

見てただけだ。





翌日、男の先輩に



先輩「お前ら何やった?やべーぞ」

ナナオ「なんもしてねっすよ。」


また生活指導室に連行される。


はいはい。ツミマセン。と言っとけばいいものを

仲間のハルという女が暴走。生活指導員に食って掛かる。


ミサコ共々5名無期停学をくらう。


またしてもワカメかよ####

ま、いっか。と思っていた。




マッマ「お前、今日退学届出してきたからな!」

ナナオ「はああ??ちょwwwマテヨwwww」

マッマ「調子ぶっこいてんじゃねえぞ!このクソガキ!親の庇護の元、自分を一人前だと思ってるんじゃねえ!今日から自立しろ。そして出て行け!」

ナナオ「ちょwwww勘弁してくださいよwww」



ナナオ。。。家を追い出される。


ナナオ。。。己の甘さに号泣


ナナオ。。。心を改心し自立しなければ生きていけないことを知る。



母上に泣きつき土下座し、家に置いてもらう。



父上は一言


ぱっぱ「お前に幾ら掛かってると思ってんだ」


私は父上が大嫌いであった。








ミサコ「マジムキテイとかありえねえ。ワカメマジ無理。オレも辞めるわ高校wwww」

ナナオ「マジかwwwオレもどうしようwwwwオレもう退学届だされちったwww」

ミサコ「オレも親父がブチ切れてよ~。マジで。やべ~ぜ。オレラ」

というワケで、ミサコとナナオ フリーターになる。


ナナオ 朝から晩までバイトに励む

ミサコも朝から晩までバイトに励む。


理由は分からん。とにかく稼ぐ。時給750円の限界を突破を目指す。

何を目指してるのか分からん。月25万稼ぐ。

ミサコと競りながらバイトに励んだ。

なんかヤッテル気がする。オレヤッテル気がする。それだけ。


高校に通ってるやつらより良い服を着る。ナナオとミサコ


ナンパヤローを鼻であしらい、雑魚がキメーんだよと言う。


なんだかやってる気がする。自分をイケテルと思ってる。幼稚である。



早朝からコンビニバイトに励んでいた私。



毎朝来る客に恋をする。



ブラットピットのようでラルクのハイドみたいな顔立ちの男だ。


毎朝同じ時間にくる。

そして同じものを買う。


ドキドキする。



当時高校から付き合ってた彼氏がいた。


が、社会に放り出された私は高校生の彼を見下していた。


ハイドさんが毎日来店することが嬉しくてたまらない。



ナナオ「店長~~!あの人かっこいい~!ナナオ恋しちゃった~♡」

店長「やめときなさい。あの男、月火水木金土日曜連れて来る女が違うんだぜ。あ、今日金曜かって感じだぜ。まったくよ。」

ナナオ「マジっすか~~!!!!カッケ~~」

店長「ま、お前は木曜あたりになるな。」


ほ~~。



上等じゃん。



まずは木曜か。



が、相手にされねえかもな。





バレンタインか。


80円のチョコを会計の時に彼に渡す。




ナナオ「はい。これ」

ハイド「え?ありがとう。」

翌日、彼は私に名前と電話番号を書いた紙きれを渡してきた。


その翌日、ナナオは彼に名前と電話番号を渡す。


私からは電話しない。


彼からの電話を待つ。


掛かってきた。




ハイド「もしもし?ハイドだけど。夜分遅くにごめんね、」

ナナオ「くぁwせdrftgyふじこlp;」



彼の声にドッキュンラビー☆




ハイド「ナナオちゃんっていうんだね。明日ラーメンでも食いにいくか!」

ナナオ「いくいく~♪」

そういやオレ彼氏いたんだった。どうするべかな。。。

あのツルッパゲ。うっとおしいな。。。




ナナオ17歳フリーターの冬であった。



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