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13/2/28

ミサイルと戦車を目の前で見て感じたこと

Image by Olia Gozha

1991年1月の朝

10歳の私は、パキスタンの首都イスラマバードにいました。

夏場は40度を超える暑い日もあるパキスタンですが、

1月はとても寒く、その日も少し身震いする寒さでした。

リビングに行くと両親が食い入るようにTVを見ています。

「戦争が、はじまっちまった。」

それまで日本で平穏無事に過ごしていた私にとって、

“戦争”というのは遠い昔の話で、自分には何の関係も

ないことだと思っていました。

湾岸戦争がはじまったその日、教科書の中で描かれていた

戦争という非日常が、隣国で起きている現実であることを

強く感じたことを覚えています。

ミサイルと戦車

同年3月、イスラマバードの国会議事堂に続く大通りで、

軍事パレードが行われました。

武器を持った多くの兵士たち、装甲車、自走砲、

目の前を通り過ぎていく大きなミサイルと戦車。

テレビに映っていた非現実的な物体が、そこにありました。

「これが落ちてきたら、やっぱり死ぬのかな。」

そんな風なことを、考えていました。

日本にいるということ、平和であるということ

日本に帰ってきてからも、世界各地で起きる戦争や内乱を

ニュースで見聞きする度に、もし自分がその場所にいたら、

もし家族がそこに住んでいたら、命を落としているかも

しれない、と感じます。

水があります。

食べ物があります。

電気が通っています。

ガスが使えます。

私たちには、戦争も、内乱も、宗教対立も、自爆テロも、

日常生活の中ではほとんど無縁な出来事です。

美しい四季があり、海と山があります。

電車は分刻み・秒刻みで、毎日正確に走っています。

日本は、ステキな国です。

世界のどの国に行っても、日本が一番ステキだと思えます。

便利な暮らしを手に入れるため、経済的発展のために、

社会の中ではたらくことは大事なことですが、

この平和さを保ち、広めていくことも大事なことです。

世界中の人々に、平穏な日々が訪れますように。

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