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13/12/11

大学デビューの僕が、憧れのブランドを取り扱えるSHOP店員になった話。

Image by Olia Gozha




地元をはなれて。




2002年4月。

高校を卒業して

大学に進学することになった私は、

18年間住み慣れた地元を離れて、

一人暮らしをすることになりました。


はじめての一人暮らし。


不安や戸惑いも

最初のうちはたくさんありました。

その反面、これから始まる大学生活に

大きな期待を抱いていました。

この新しい生活がこれから

運んできてくれる生活を

このときはまだ

気づくこともありませんでした。






草薙くん似のAちゃんとの出会い




大学に入学して数日のうちに

Aちゃんという友達ができました。

キッカケは同じ英語の授業を受けていて、

授業終了後に彼から

話しかけてきてくれたことがキッカケでした。

どちらかというとそれまでの

自分の友だちの中にはいないタイプの人間で、

パッと見はSMAPの草薙剛くんに似ている感じ。



このあとしばらくして

チョナンカンが流行ったときに、

彼のアダ名もチョナンカンに(笑)

大学入学当時、私はまだ

運転免許を取得していませんでした。


本来ならば、高校三年の家庭学習期間に

教習所に通えればよかったのですが、

体調を壊していて教習所に通うことができずに

高校を卒業することになってしまったんです。

学校が終わったあと、

車を持っているAちゃんにはよく

街の中に遊びに連れていってもらっていました。

高校まで制服だったということもあるし、

田舎に住んでいたこともあってか、

ファッションとかオシャレとか本当に無頓着でした。

そんなある日、Aちゃんに

街中にあるセレクトSHOPに連れていってもらったんです。







見つけた、俺のやりたいこと!




衝撃を受けました。

そこに広がっていた空間に。

それまでセレクトSHOPというものに

足を運んだことがなかったですから、

そこにあるアイテムの数々が

今まで見たことのないような

モノばっかりに見えて、本当に衝撃を受けたんです。

そして、このSHOPの店員さんとの出会いが、

のちに私自身が同じ道を辿る

キッカケとなってくれました。

それまでファッションや

オシャレに対して無頓着でしたし、

将来の選択肢にアパレルなんて選択肢は

一切ありませんでした。

だけど、このお店の店員さんたちに

出会ったときに思ったんです。

自分の好きなことを仕事にして、

服に囲まれて、

まるで友だちのように

気軽に足を運んできてくれるお客さんたちと

笑い合いながらおしゃべりする。

なんて最高の仕事なんだろうと。

それまで、特に夢らしい夢も、

目標らしい目標もなくて、

大学だってまだ働きたくないから

っていう理由だけで進学した人間が、

この瞬間、自分のやりたいことに

出会うことになったのです。

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