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13/11/27

大学生で何もしてない人はとりあえずボランティア始めとけ。

Image by Olia Gozha

ボランティアなんか偽善者のやることだろ。

 そう思うあなたにこそ読んでみて考えてみてもらいたい。ちなみにインターネットで偽善者テストをしてみたら42%ぐらいで【偽善奥さま級】と出ました。半分以下でホッとしました(笑)

偽善者テスト:http://goisu.net/cgi-bin/psychology/psychology.cgi?menu=c075

現在大学2年ですが3つほどボランティアをさせてもらっています。そのことを友人に話すと、

「お金ももらえないのによくやるね。」

とか


「就活のために頑張ってるんでしょ?おつかれさん。」

とか言われますが、最終的には就活のためとなりますが少し趣旨が違います。


面接での話のネタに?いいえ、内定を取りに行くのです。

 ボランティア活動をしていると分かりますが、大学生を支えてくれるスタッフさんが大抵います。そのスタッフさんはNPOの方だったり行政の人だったりたくさんいます。そして

「ボランティアで関わった先の企業さんの所に就職することになりました」

という声を良く聞きます。なのでスタッフさんに気に入られれば内定も夢ではないということになります。スタッフさんの方も一緒にボランティアをしてきたので普段の面接では分からないその人の良い所を見てもらえるよいチャンンスとなるのです。

ボランティアが良い事は分かった。けど、どんなのすればいいのさ?

 私のオススメとしては住んでいる地域もしくは通っている大学に関連しているボランティアで「大学生が集まってプロジェクトする」というものが良いと思います。

 ボランティアにも様々な種類がありますが、大学生達が集まって会議をし、1つのものを作り上げることをすることで大学生の内に

「会社でチームを作ったときにどう振る舞うのか」

「チームの中で自分はどう活躍できるのか」

など社会人として求められるスキルを鍛えることもできますし、なによりお金をもらわないのにどこまで頑張るか。試されている部分もあります。

バイトをしていると時給換算するクセがつくことがありますが、ボランティアは1円ももらえません。その代わりに内定のチャンスと自分のスキルアップの場を提供してもらえます。はっきり言ってこれはボランティアでしか学べない部分も多くあります。

インターンとどう違うの?ワークショップ?

 インターンは基本的にお金がもらえないですよね。ワークショップはお金を払って学んでくる形ですよね。ボランティアのよいところは

「お金がかからない」

「参加できないときは参加しなくてもよい」

この2つが大きいと思います。学生は学業が優先なのにも関わらずバイト先では無理に働かされたりインターンなどで講義に出れないなど・・・あるとは思いますがボランティアは無理に参加しなくてもよい所が多く、学生だけで物事が進むためLINEなどのSNSを使えば参加できなくても情報共有ができる部分があります。

ボランティアってどこでしてるの?

 私はプロジェクト型のボランティアしか参加していませんが、ほとんどが地元の公民館や公共施設を使います。そこに集まって大学生が10人ほど集まりプロジェクトを進めて行きます。基本的にボランティアに参加しようとする人は優しい人が多いので話すのが苦手・・・という人にも優しく接してくれる人がたくさんいるので怖がらずにまずは説明会など大学のホームページや地元の公式サイトなどで探してみるとよいと思います。

なんとなく分かった。なにかアドバイスとかある?

 アドバイスはとにかく楽しんできてください。わざわざ学校帰りにお金のもらえないことをするんですから楽しむことが第一です。それと一緒に参加している大学生に勇気を出していっぱい話しかけましょう。ボランティアをしにくる大学生には「通っている大学以外の人が多い」ということもあったり4年生など先輩にあたる人たちや後輩にあたる人、様々な人達が集まります。たくさんお話をして情報収集をしましょう。そうすることで新しい自分を発見することができます。

 それとボランティアをするにあたって参加者に「なんでこれに参加したの?」と理由を聞いてみてください。理由は人それぞれですが根元の部分では同じことが多く話せるネタになると思います。

最後にボランティアをしているorしたことがある人へ

 ボランティア楽しんでいますか?楽しかったですか?色々あるとは思いますが、そのボランティアってもうやらないですか?楽しかったのならやってみてもいいと思いますが・・・

 言いたい事は、例えばゴミ拾いのボランティアをします。偉いですよね、普通はあんまりしたくないしお金も貰えないのによくやりましたよ。でもその活動ってもうしなくていいんですかね?ゴミ拾いが世の中的に偉い事、めんどくさい事を知ったからもういい。だからもう一生ゴミ拾いはしない。

・・・・ボランティアってそういうものではないですよね。

回数が大事ってわけでもありませんが、終わって満足している気持ちも分かりますがそれだけではいわゆる

「ボランティアやりました」

って面接で言うそこらへんの大学生と変わらないですよね。偉いですね、で結局どうしたのよ?って話になってしまいます。

「ボランティアでこういう活動をしてこう考え、学び、私は○○をするようになりました」

っと言えるようになればいいですがさすがにボランティアをしたからってすぐに「何かしよう」と定まる事の方が少ないと思います。でもボランティアをしたから満足するんじゃなくて

「じゃあこの先どんな事に気をつけて生きていこうかなー」

っと漠然にでも考えてみると意外と見えてくるものがあると思います。例えば会議では人前に出て話す事が苦手だと気づいた・・・!とかでもいいんです。ではその気づいた事を実践する場ってありますか?そのボランティアがまだあればいいですがボランティアが終わってから気づくということが多いと思いです。せっかく見つけたものが活かされずに社会人になって後悔したという方もいるのではないでしょうか?

ボランティアは数多くあります。またボランティアをして自分を成長してみませんか?

1回だけなんてもったいない。ぜひスキルアップのためのツールとして使い倒してもらいたいんですよ!

大学名なんて関係ない。Fランでも国立と肩を並べて会議をしてたくさんお話をして自分を成長させるよい機会にしましょう。


 長くはなりましたがボランティアについて私の意見を読んでもらえて大変光栄です。これからも私はボランティアを続けて自分を成長させていきたいと考えています。記事を読んで少しでもボランティアをする人が増えれば良いなっと思っております。



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