2013年8月。
あるセミナーを受講するため、僕は単身マカオへ向かった。
香港からフェリーでマカオまでおよそ40分。
フェリー乗り場で搭乗口が案内電子版に表示されず、
ギリギリの搭乗になったがどうにか乗船。
あまりの波の荒れっぷりに軽く吐きそうになりながらも、
どうにかマカオ到着し、バスに乗って中心地へ。
グランドリスボアのギラギラっぷりに圧巻されつつ、
自前の一眼レフでカシャカシャと撮影していた。
次の日のセミナー、講師は2人。
今では毎週お世話になっているIT軍師と、ハイパーノマドエンジニアだ。
銀行融資の裏側の実情などこれまで聞いたことのない情報の連続で興奮。
他の参加者も豪華。
特に僕の隣に座っていたひょうひょうとしていた推定アラフォー男性。
セミナー中 判明したが、
教育関係でビジネスを起こし、
銀行融資で2億ひっぱり今ではシンガポールに移住しているらしい。
日本ではなかなか味わえない雰囲気を感じつつセミナー終了。
懇談会へ向かうことに。
「やはりマカオはモテる男の集まりだ・・
なんとかしてモテる男の秘訣を知れないものか・・」
ハイパーノマドエンジニアの覇気
言われるまま着いた先は、
マカオの夜景を見渡せる高級天ぷら屋 「天政」。
席について後ろを振り返ると、グランドリスボアのラストダンジョンっぷりに軽くため息。
これは写真をとらないわけにはいかないと自前のカメラでカシャカシャと撮影。
隣にすわった2億男性と写真を見せあい語り合う。
わきあいあいとした雰囲気に、奥の席で最新MacbookProで仕事をしていた
ハイパーノマドエンジニアが感づく。
「お、写真ですか、いいですね~。」
そう言った刹那、
ハイパーノマドエンジニアは自前のノマドカメラを取り出しパシャリ。
「こんな感じで撮れましたよ~」
ぐぬぬ。
明らかに僕よりも写真がキレイだ。
これは本気を出さなければ。
設定をマニュアルに変更。
絞り値とシャッタースピードを微調整して
何十枚もラストダンジョンを撮影している最中、
ハイパーノマドエンジニアは自前のMacbookProに没頭。
なんとも話しかけずらいオーラを発している。
「・・こ、これが覇王色の覇気なのか・・」
IT軍師からそれとなくきいてはいたものの、
実はこのハイパーノマドエンジニア、
『肝』も『腎』も『心』も尋常ではない強さを持っているのだ。
さっきまで撮影していたかと思いきや、
PCに向かって発するオーラが尋常ではない。
双龍門第76代継承者:氏家直哉先生いわく、
発するオーラというのは呼吸で決まるらしい。
となるとこのハイパーノマドエンジニア、『肺』まで強いということになる。。
まるではぐれメタルの鎧、兜、剣、盾をすでに揃えているかのように・・
21:30頃懇談会が終わり、
僕、IT軍師、ハイパーノマドエンジニアは
それぞれの仕事を片付けるため、Wifiのつながる38ラウンジへ移動。
スタイル抜群で声量抜群な歌手志望の中国人とマレーシア人
推定22,3歳のスイートボイスをBGMに作業開始。
ラウンジですら3人ともノンアルコールで黙々と。
ほどなくして絶景な撮影ポイントを発見。
設定はマニュアル。
絞りを調整、シャッタースピードをあわせ、
三脚がない事を悔やみつつ、渾身の思いをこめてパシャリ。
うん、われながらなかなか。
「ハイパーノマドエンジニアさん、こんな写真が撮れました!」
この言葉がいけなかった。
MacbookProへ向かい覇気をだしながら作業していた
ハイパーノマドエンジニアの目の色が変わる。
サッとカメラを取り出し撮影ポイントへ。
2分後。
「こんな感じで撮れましたよ~」
ぐぬぬ。
さっきよりさらにキレイじゃないか。
「キ、キレイに撮れてますねー。(焦)」
「写真いいですよね~」
そういった刹那、
ハイパーノマドエンジニアは覇気とともにMacbookProに向かう。
この切替の早さ、尋常ではない。
のび太が横になった瞬間 ノンレム睡眠に入るのと匹敵するほどのスピード感。
・集中力は『肝』のたまもの。
・判断力は『腎』のたまもの。
まだまだ僕は修行が足りないんだな・・
・・・
当時は絶望的な差に思えたが、
『双龍門気功法』を手にした今、
当時より圧倒的な集中力を手にしていることは事実。
たとえハイパーノマドエンジニアの戦闘力が53万でも、
勝てるチャンスはきっとあるはず。
いずれ訪れる再戦に備え、
『タントウコウ』で腎を徹底的に鍛えておこう。
・・
・・
・・
その前に。
スペックのいいカメラも買っておこう。
念のため。
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モテる男も活動中の肝臓腎臓強化部。
昼も夜もパワフルに活躍でき、
女性にはもちろん、
年齢・性別・仕事・趣味を超えてモテる男を共に目指そう。
参加人数は現在870名超え。
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