top of page

13/2/27

マジでミュージシャン目指してた頃(1) Red Insanity結成編

Image by Olia Gozha

きっかけ

ギター始めたきっかけが「もてたかったから」ってよく聞くけど、あれは本当だと思う。バンド仲間とそういう話になった時もみんな大体そんな理由だった。

自分も同じ。中学のとき友達が文化祭でやったライブに女の子が多く集まっているのを見て、「なんだかおれにもできそう」と勝手に思ったノリで、そのままギターを始めた。

本気でミュージシャンを目指そうと思った理由もこれまた単純で、当時流行っていたBECKという漫画に完全に感化されて、

「そうだ、ミュージシャンになろう」と決意した。

今思うとなんとも単純なんだが、まぁみんな大体そんなもんだろう。

そして、大学に入ったら本格的に音楽活動をするんだという意思を固めていた。

赤髪の変態と出会う

まずはメンバーを探さないといけなかった。バンド系のサークルや部活をあたっている中で、赤髪の変な外人みたいな奴と出会う。

俺:「好きなバンドは?」

彼:「LimpとかKoRNとかRageとか」

俺:(こいつしかいねー)

という訳でペールとのハーフ、トリリンガルのヤマケンとバンドを組む事が決定した。

その勢いでヤマケンとスタジオに入ったら、一曲できてしまった。しかもものすごくカッコいい。この曲で世の中変えられるんじゃないかと本気で思った。

Red Insanity結成

さて、ではバンドを作らないといけない。ヤマケンは元々ドラムをやっていたが、こんな目立つ奴を後ろに置いたらもったいない、ボーカルにしようじゃないかというノリで彼はボーカルになった。ベースは楽器を始めた頃から一緒にやっていた親友のおーつき。ドラムは高校の後輩の名川を迎え入れてバンドを結成した。

次はライブだ。そこで目に留まったのがTeen's Music Festival。8月に開催される予選を勝ち抜くと、本戦はZEPP TOKYOでライブが出来るらしい。

ここまで言及し忘れていたが、我々はPOPSバンドではなく、Metalバンドだ。青春輝くTeen's Music Festivalは我々の音楽でぶち壊す格好の場だ。もはや予選通過などはどうでも良かったが、もし通過できたらこの世の中に少しは期待できるだろう、という気持ちで参加を決意した。

その時はまだバンド名も決まっていなかったが、TMF申し込み用紙にバンド名を書かなければならなかったので、提出する寸前でヤマケンと二人で頭をひねって考えた。

なかなか決められないが、そういう時はシンプルに立ち返る。

目の前を見ると、赤い髪のキチガイ(ヤマケン)。

赤(Red)、キチガイ(insane)、、よし決まり、「Red Insanity」

この日正式にRed Insanityというバンドが誕生した。

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page