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13/11/22

12.Ⅱsiをとにかく酷使する!

Image by Olia Gozha

私は当時アナログビデオ編集(リニア編集)を友人とやっており、これがデジタルで、しかも自宅のMacで出来るのであれば、どんなに素晴らしい事になるかとまた、興奮しました。

しかも、今回はなんとなくCGに近い気がする(私の中ではCGが動く=CGムービーとなっていたので、ムービー技術=何かクリエイティブな技術と思っていました)!

そしてフルカラービデオボードにさらにキャプチャ機能がついているボードなるものまで入手したら、

なんと、そのボードにおまけで Adobe Premiere 1.0 が付いてきたのです!

これでデジタルビデオ編集してやる!と意気込みましたが、実際のQuickTimeムービーのデモファイルを最初に確認したときに、これまたびっくりしました。

240pix×180pixの秒間4〜5コマのムービー

が音声と共に再生されたのです。

QVGAよりも小さいサイズです。

いまはほとんどのスマホで、1920pix×1080pixのフルハイビジョン映像が撮影できますよねぇ。

すげえ!と一瞬思った5秒後に、まだまだ使えないな…。と思い直したのを覚えています。

ただ、Appleが他社にさきがけて、映像フォーマットと圧縮技術に手を出したということは、画期的なことには間違いありませんでした。

気を取り直して実際のビデオをキャプチャしてDTVダ!っと、キャプチャーボードを使い、アナログコンポジット端子(黄色いやつですね)でいざキャプチャ開始!

となっても、メモリーからあふれてHDDへのリアルタイム書き込みに切り替わった瞬間でストップし、320pix×240pixで5秒くらいがキャプチャの限界でした。

ちなみに当時のメモリーは4MBです。

いつまで経っても、DTPもDTVも中途半端で、自宅CGバリバリ野郎としての夢は毎度のごとく崩れ去っていました。

当時の私の環境が写真でありました。

私の環境はある意味ホビーレベルとしては最強なのですが、結果として思い描いているCGも、デザインも、映像もまともに出来ないのです。唯一DTMだけがなんとなくできてましたでしょうか?

この頃には、周辺機器も増え続け、MOやらCD-ROMやらスキャナーやら、もうSCSI(スカジーというなんとも言えない呼び名で、今で言うFireWireみたいなもの)は限界まで数珠つなぎとなっていました。

なんというか、いち早く出たものに飛びつき、結局は当時のPCパワーではなんにも出来ないということを繰り返し、おそらくつぎ込んだお金も相当なものになり、貯金も底をつきかけていたのです…。

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Image by Jukka Aalho

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