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13/11/10

大学時代TOEIC300点台だった自分が金髪美女と付き合いたくて英語を学び始め、結果ロンドンで仕事できるレベルに至ったそのプロセス4

Image by Olia Gozha

この婚約の件は結局破綻になった。とても悔しく自分の未熟さを痛感する大きな出来事であった。詳しくは別記事であるフィリピン人と結婚できなかった本当の理由にて掲載したい。


結局3月末に一人虚しく日本に帰国、4月からサラリーマンになった。帰国後まず行ったのがTOEIC受験である。単純に自分の現状レベルを客観的に知りたかった。対策等は全く行わなかったが、結果850点前後と個人的にはかなりの高得点に大変驚いた。フィリピンで過ごした1年間が社会的に肯定され、認められた瞬間であった。と同時に感じたのが周囲のTOEIC勉強方法に対する疑問である。単語を覚える、正しい文法を見極める、文意を掴む、会話の意図を掴む...などあるが基本的にTOEICレベルであれば日常会話レベルの単語・文法・文章しか扱わないので英語で楽しく会話する鍛錬を続けることで自然と得点は上がっていくように思う。今はフィリピンskype英会話やodeskで個人契約で教師を雇うなど様々な選択肢があるのでみなさんにはもっと活用してもらいたい。


さて、話を戻すとこの意外なTOEIC高得点に新たな挑戦する気持ちが芽生えた。勉強しないでここまでできたのなら、勉強すればもっと上を目指せるかもしれない...というか金髪美女をゲットしないと...


そんな時思い出したのがフィリピン滞在中、共にナイトライフを謳歌した韓国人の親友Cのことであった。彼はシンガポール国立大学のビジネススクールに進学するため、TOEFLとGMATという入学に必要なテスト準備のためフィリピンに語学留学に来ていた。


ビジネススクールは知のコロッセウムであり、世界から猛者が集まる最高にクールでエキサイティングな場所だと彼は私に説明してくれた。


彼は私の穿った考え、視点を面白いと最後まで話を聞いてくれ、意見の相違があれば納得いくまで議論をする。私自身彼から学んだことは数知れない。そんな彼が韓国で勤めていた会社を退職し、1年間無職で予備校に通い、フィリピンに3か月語学留学してまで行きたいというビジネススクールに強い関心を抱いた。こんな面白い奴が集まる所なら私もいつか行ってみたいな、当時はその程度の感情であった。


TOEICの予想外の点数の高さにより、当時関心があるというレベルであったビジネススクールが現実的な選択肢として浮かび上がり、"いつか"が目の前にやってきた感じがした。そして何より、東京で会社員をしていては金髪美女との交際は事実上不可能であると感じていたので、この海外大学院留学こそが金髪美女への片道切符になると強く信じていた。


その後、現状を知るために受験したTOEFL ibtが120点満点中70点程度であった。TOEICとは違いアカデミックで難解なトピックを扱うTOEFLで高得点を狙うには机にかじりついて勉強しなければいけない、と気づくのにそう時間はかからなかった。


そこからTOEFLの勉強を開始。当時新入社員ということもあり地方研修等が半年間あったため、本格的に勉強を開始したのが10月頃からである。まず都内にある大学院留学予備にて手続き、週末は朝から晩まで予備校で勉強。その後六本木ヒルズにあるアカデミーヒルズで深夜近くまで予習復習を行い終電で帰宅。平日は基本毎日22:00~02:00までフィリピンで出会った仲の良い先生に頼み込み個人契約でskypeレッスンを受ける。なので、仕事ならまだしも上司に誘われた飲み会が22:00を過ぎると不快でしょうがなかった。もちろん会社には内緒で勉強していたので授業のことは言えるはずもなかった。

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Image by Jukka Aalho

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