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13/11/9

僕の人生を変えるきっかけとなった、オーストラリア旅行体験記。その1

Image by Olia Gozha

20歳のときに初めてワーキングホリデーで海外に行き、僕の人生を大きく変えてくれたあの体験を今更ながら書いてみようかと思います。
14年も前の事で記憶があいまないなところはありますが、そこはご勘弁。





保育の短大の卒業を前にし、大した勉強もしていなかった20歳の冬。


福祉の勉強をしたいと思い、4年生大学への編入試験を受けたが、大した勉強もしておらず見事に不合格。

友人は就職や進路を決めていく中、まだまだガキだった僕は、友人から「ワーキングホリデー」という制度がある事を聞いた。


その事を聞いた僕は、漠然とだが「外国かよ!かっけ~な!!いきて~な!!」と思い立ち、せっかく就職の声をかけてくれた保育園の園長先生の誘いを蹴り、ワーキングホリデーに行くためのお金をためるべく、卒業後は地元へ戻りバイトを始めた。



昼・夜と働き、半年ほどで予定の金額を貯め、「いざ!飛ぶぜ!!」とワーキングホリデーの申請をした。行きたい国はもちろん「オーストラリア」。




あの広大な国を旅してまわる事を考えるだけで、ワクワクしてたまらなかった。
親は無鉄砲な僕を心配するようではあったが一度も反対することもなかった。


◎ いざ!憧れのオーストラリアへ!

他国での乗り換えが嫌だったので、名古屋からケアンズへの直行便を探し、ちゃくちゃくと準備をしていたが、浮足立つ僕の様子が心配になったのか、母は名古屋まで行くと言い出し、実際に見送りに来た。


心配そうに見送る母をよそに、僕はもう夢見る海外の事した頭になかった。

短大時代の友人が先に行っており、すぐに始められる仕事を手配していてくれていたのでその事ばかりを考えていたからね~。馬鹿だね~。



飛行機に乗り込み、ワクワクしながら飛び立ったのだが、廻りの席は比較的空いており話し相手もおらず、14時間のフライトは人生2回目の飛行機体験者には耐えがたいものがあり、飲めないウイスキーを頼み、数杯も飲むと僕はいつの間にか眠りについていた。


※結局10時間ほど寝ていたようである。


◎ 入国で早速の難関が!

ケアンズに到着したのは朝方の5時頃だったと思う。
友人が迎えに来ていてくれていたのだが、入国の時に最初の難関が立ちはだかった。

僕の英語が全く通じないのである。



荷物に入っていた日本から持って行った荷物の説明が通じないのである。


「「これ、何??」※入国管理の人」

「じゃぱにーず めでぃしん!」

「「 え?なにって? 」」

「だから、じゃぱにーず・・・・」

「「え??分かんない??・・・・・・oh....」」

こんなやり取りを何回も繰り返し、ほとほと困り果てた僕は、かなりテンパっていたと思う。多分恥ずかしいくらい。

時間はどんどん過ぎていき、その入国担当者の方は調べた結果問題ないとのことで、そのまま通してくれた。

外では、友人が迎えに来ておりその事を伝え、笑われたような気がします。

雨期に入っていたケアンズは凄く蒸し暑く、最初のつまずきで打ちのめされた僕だったが、それでものうてんきに初めて降り立った地に、凄い期待と希望を胸に抱いたのでした。

「この話、多分長くなりそうだよ・・・・」

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