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13/10/19

求め続けて、今自分の感性を信じて生きていきたい、残り7300日を素敵に!

Image by Olia Gozha

私は若いころから、本を読んだり、セミナーを受けたり、ちょっと面白い人の話を聞いたりすることが大好きであった。それはきっと、私の中の何かが、いつもいつも何かを求めていたからだと思う。今よりも少しでもよい生き方を目指す心は人よりも強かったと思う。いろんなことを工夫してみたり、やり方を変えてみたり、そういうことはしょっちゅうやっていた。

でも、心のなかはいつも探しているばかりで、これというものを見つけたことがなかった。いや、真剣に探していたかどうかも、日々の生活に押しやっていて、ときどき思い出して探す程度だったかもしれない。そして、それを見つけたら、動き始めようといつもいつも先延ばしにして、何かを築き始めることをしようとはしなかった。心のどこかで、まだ自分にも時間があると思っていたのかもしれない。

そして、最近になってはっと気がついた。私があと健康で活動的に生きることができたとして、最高20年、365x20年間=7300日である。私には7300日というタイムリミットがあったのだ。私はその7300日の間にいったい何をしたいのかと真剣に考えたら、すごい面白い考えにたどり着いた。

自分で自分のことを素敵ね、面白いねと思える人を目指すことだ。

今までは、まわりの人からも尊敬されたいと思う気持ちがあったからなかなか自分の進む道筋が見えなかったのである。でも、あと残された時間はこれだけで、そして自分もこの世からいずれ消えてなくなるのだと思ったら、自分感じるほうへ、自分が信じる方向へすすむしかないのだ。なりたい自分になるしかないのである。

自分が自分のことを好きになれる自分を目指す、というこんな簡単なことにきずくのに50年以上の歳月を費やしてきた。人に振り回され、何をやっていいかわからなくて、いつも先が見えないと嘆き、努力をしたらいい方向も定まらず、無駄に努力を分散させ、そしてこんな自分にがっかりしてばかりいて、いつまでたっても自身がもてなかった。

でも、今は少しずつ自分が好きになりかけている。それはこうやって書くことを始めたからだ。気がついたのである。私はあったこともない人たちに向かって、自分探しの軌跡をかきつづけることが楽しいのである。私が費やした無駄な時間もその人たちが時間を無駄に過ごさないように役に立てば、少しは人の役に立つかもしれない。そう思いはじめた。

これからもっともっと自分が好きになれるように、素敵な生き方をしたい。それが素敵かどうかを決める物差しは自分の中にあって、外ではないと確信した。だから、自分の感性を信じて生きていこうと思う。

今私の人生にとって大事なことにきずかせてくれるチャンスを与えてくれた、Storys.jpを支えているスタッフの方々に感謝をしたい。たくさんの人が自分の中にある何かをここに書くことによって見つけていると思う。ありがとうございますといいたかったのです。

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