top of page

13/10/12

アメリカ人の金銭感覚その① 顔で見る、笑顔から怖い顔へ

Image by Olia Gozha

アメリカ人が金銭感覚に日本人よりも厳しいものを持っていることは知ってはいたが、それでも驚くことがたくさんある。その中でもいつもすごいなと思うことは、彼らの表情なのである。

それまで、すごい面白いジョークをとばし、周りの私たちを笑わしてくれていた、笑顔の紳士が、金銭的なやり取りの話しになると、突然表情がマフィアのおっさんに変わる。それまで映画でしか見たことのない怖い顔に変わっていく。

この表情の変化の激しさにいつまでたっても慣れていない100%日本で育った私には、なんか歌舞伎役者の表情を見ているような、(テレビでしか見たことがないが)そんな感覚におちいっていく。

机をはさんでいなければ、首でも絞められそうな勢いの表情をして、だんだん声もおおきくなってくる。周りで、数字のやり取りが飛び交う。もうこうなってくると、彼の表情は沸点に達する。私は思わず携帯の非常用のナンバーを確認しながら、まあ落ち着いてと言おうとしたら、突然彼の納得する数字がテーブルにでてきた。

その途端、マフィアが花嫁の父のようなスマイルに変わってた。それは、日本の俳優養成所の人もびっくりというほどの変わりようでいったいなんだったのと思うのである。でも、アメリカに暮らしているとこういうマフィア顔の場面にはしょっちゅう出くわす。

だから、私は言いたい。日本の人が外国人とお金の交渉をする場合、相手がマフィアのような顔に見えても、決して怯んではいけない。彼らはただ金銭感覚が厳しいだけではなくて、自分の感情を出さないようには訓練されてなくて、思いっきり金銭感覚の厳しさがストレートに表情に表れているだけである。別の言い方をすれば、演技力が、表現力が、かなわないぐらいすごいのかもしれないと思うのである。




←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page