top of page

13/10/6

就職活動中の学生と先輩社会人の話(4)

Image by Olia Gozha

社会人「一つは、ニュースを見ること、もう一つはOBOG訪問をすることだね。」

学生「当たり前の事ですね。僕も新しく新聞をとったり、大学の先輩に話を聞いてます。今だってOB訪問でしょ。」

社会人「やり方に問題があるケースがあるね。ニュースを見るのは、自分が入りたい会社の動向を知ることはもちろんだけど、「その先のお客様がどんな事をやっているか」を知ることにシフトしたほうがいい。」

社会人「先の製薬会社であれば、製薬会社そのものの名前を検索して、ニュースソースをあたることはみんなやっているけど、その製薬会社の取引先である医療関係の動向までチェックしないと会社と近い目線を持つことは難しいだろうね。」

社会人「学生君は新聞をとったって話だけど、まさか端から端まで読むことに疲れて、三日坊主で新聞が積まれているなんてことはないかい?(笑)」

学生「ギクっ」

社会人「それはあまり効率的ではないね。自分の希望する業界とお客様はどこか?を明確にしてその部分を集中的に読むことをおすすめするよ。」

学生「OBOG訪問はしっかりやってますよ。もう10名くらいの先輩とお会いしました。」

社会人「よく就活生同士で「俺、もう20人くらい先輩と会っちゃってさー(ドヤァ)」ってのを聞くけど、数よりも聞く内容に着目したほうがよいね。」

学生「ど、どんな内容を聞いたらよいですか?」

社会人「君たちが訪問するOBOGは、例外的に偉い人と会う人もいるかもしれないが、たいていは若い社会人が多いと思う。まっとうな会社であれば、形はどうであれ、経営者や上司から会社の方向性や方針を指導されているはずだ。あるいは、その会社のお客様の情報を経営者や上司よりも前線で理解しているはずだ。そういった情報を聞き出すことができれば、面接官と近い視点で話ができると思わないかい?」

学生「な、なるほど。御社の社風はどうですか?とか福利厚生を聞いたりするのはナンセンスなんですね。」

社会人「学生君の性格にマッチするかという点では聞いておいたほうがいいと思うよ。ただ社風についてはよほどの小さい会社でない限り、鵜呑みにしないほうがいいと思う。上司が変われば、職場環境も大きく変わるからね。」

社会人「では次に、人事の視点について話をしようか。」

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page