top of page

13/10/4

Chapter.3 夜に捧ぐ

Image by Olia Gozha

彼女は、かけっこが得意で

僕がいつも

何処に行くの

何故そんなに急いでるの

と聞くのを繰り返しても

彼女の耳には届かない

時折振り返っては見せる

はにかんだ笑顔を

見ようとするのが精一杯で

僕は、離されないように

このレールから

足を踏み外さないように

そう思いながら、走り続ける


公園で遊ぶ友の声

子供の帰りを待つ母の胸

父の帰りを待つ子供

彼らは今どこで何をしてるのか

想いは 近づき過ぎ去って行く

ただ、僕は今

彼女の後ろ姿を見つめ走り続ける

時折見せる

木漏れ日のような

温かで、悪戯な

あの笑顔を見逃さないように


1.2.3

目を覚ます

隣には

冷めきった温もりが

確かにあった 

その跡を指で辿り

いつしか見た夢は 

過去へ流されたのだと気付く

騒々しい目覚ましが

時を告げる前に

タバコの煙で胸を満たした

木漏れ日が差し込むには

まだ外は暗かった

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page