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13/9/7

『~偶然は神様がくれたボール 運命は女神とのキャッチボール~全国47都道府県ツアーから得たこと 第二十六話』

Image by Olia Gozha

第二十六話 とまらないドリー、終わらないドリー

秋田県秋田市編

≪まだまだ続く秋田市編≫

8月6日 AM9:00

 かちこさんの出産の興奮から覚めないが、同時にイロイロとやらなければならない仕事

もある。

 メンタル的なケアも必要だし。

 復帰に向けた調整も必要だし。

 それに、保育園の問題も。

 帰ったら、やること山積みだなと思いながらも、やる気に満ち溢れていた。

 そんなテンションからか、朝から入った喫茶店で目が合えばドリーの連続だった。

 いくつかまとめて見る

  •  ≪秋田から公務員で札幌で働く人≫とリフレクション

 出身は宮城県から大学は秋田

 働く先は、北海道

 住む場所を通して住めば都な考えを持ってらっしゃる。

 永住する予定の北海道において、結婚相手の問題について語った。

 

  •  ≪秋田でうまれ育ち地元企業で働く人≫とリフレクション

 固い地域性に対して、夢や未来思考する会話の機会がない。

 どうせ無理論、どうせ秋田だから論が強い。

 学生時代と違い、同期が帰ってくる時が会話できる。

 メールでは、伝えたいコミュニケーションに限界があるということを聴かせていただい

た。

 

  •  ≪秋田出身で東京で働く方≫とのリフレクション

 秋田は落ち着く。だから祭りじゃないときに帰りたくなる。

 地元の人はどんどん減ってる。

 地元の人がいるときを選んで力をかしてほしい。働く形で帰りたいけど帰れない現状が

ある。

 そして、昨日お祭りで一緒だった


  • ≪修士修了を目前にした≫とのリフレクション

 先輩、同期から学生時代に遊べる時間を大切にと言われ続ける。だから、企業に入った

ら、同期とゆっくり旅もできないだろう。そして、結婚、出産がある。

 多分……最初で最後になるかもしれない旅行である。

 

 あっという間に、各駅停車の時間が近づいてくる。

 盛岡県岩手市に行く各駅停車は、秋田発PM1時35分の奥羽本線各駅停車院内行、そし

て大曲で、田沢湖線に乗り換えて行く。

 田沢湖での岩手方面の各駅停車がない為に、急がなくてはならなかった。

≪秋田県秋田市 秋田駅前≫

8月6日 PM1:24

未だに、忘れることが出来ない出会いがここにもある。

時間は、1時24分。

ご飯を食べて、さぁ急げとしていたところである。

二人組の大学3年生に会った。

旅の話をちょっとして、写真を撮らせていただいた。



俺が、ふと言った言葉

 


『秋田で就活支援セミナーがやれればいいね』

それが、あきたドリーのキッカケ。

彼女達と別れてからの電車で、色んなメッセージが飛んできた。

そして、このツアー中、幾度も進路について相談を受けたり、インターンシップのエン

トリーシートの添削を行った。

ほんの数分もない位の出会いだった。

しかし、それが、後に定期開催につながるあきたドリーの、始まりだった。

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