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13/9/14

【その②】全くの未経験から憧れのデザイナーとして上場企業に内定できた経営学部生の話

Image by Olia Gozha

自分のやりたいことを見つけて、Webデザインをもっとやりたい!と思った俺。

けれどもその時の状況は、大学3年の11月。
そう、就活という壁が見え始めていた・・・。

就活する?

大学3年生の11月といえば、そう就活です。
なんとなく「セミナー行ったぜ」「俺もう内定とったw」という声が聞こえて来る時期。

僕自身、夏から就活イベントに顔を出したりしていて、人事の方や同じような学生たちもまわりに多くいる状況でした。

知ってる企業は増えて、なんとなく「いいなあ」と思う企業はあったりして。中には人事の人と中が良かったりもして。
なんとなくこのまま就活すれば、それなりに「良さそう」な企業には入れるんだなあと思っていました。

けれど、ふと考えるとそういう会社に入って「これがしたい!」というイメージは全くなかった。ただ、なんとなく「いいなあ」と思う企業に入ろうとしていた事に、そしてそれに意識を高めている自分に、まわりにも、違和感を感じていました。

この時期に見つけたもう1つの道しるべ

時間はかかったけれど、Webデザインという、やりたいことを見つけられた自分。でも、スキルはほぼ皆無。今から勉強しても新卒でデザイナー職で雇われるのは無理だよなあと思ってました。

しかも、勉強するといってもこれから就活が始まることを考えると、勉強に割けれる時間も無くなるんだろうなあと思った。

いや、もちろん、就活をしながらでも、デザインの勉強をする事はできると思った。が、なんだかんだ就活忙しくなったら勉強どころではきっとなくなるし、今やらないと「やりたい!と思えてる熱い感情」が冷めてしまうんじゃないのか。と思いました。

就活が終わったら・・・・・というけれど、ほっと安心できる状態になれるのは早くて4ヶ月後。鉄は熱いうちに打っとかないと、この熱は冷めて、二度と熱くならないのではないか。と思い、「今」全力で取り組むべきことなのではないかと思い始めました。

休学という、ハードル・・・・・?

「今」やる。と考えたときに浮かんだ選択肢が「休学」でした。


学校を1年間お休みするという「休学」制度が大学にはあり、多くの人はこの制度を利用して留学なんかをしている。

1年間、留年扱いになるだけで、休学をしてもその後また大学生に戻れるし、新卒のチケットを保持したまま次の年に就活をすることは可能だった。
そう考えると、大したリスクはない。お金がかかるぐらいだ。と思った。(幸い僕の大学は休学費用がかからなかったが)

しかし、1年間やったところでデザインを仕事にできるのかなんて分からなかったし、そもそも今は熱くハマれそうだったけれど、それが長続きする保証なんて全くなかった。
留学だったら無条件で「海外生活をした」という経験をえられるけれど、自分の場合は日本にとどまって住む場所もほぼ一緒。
がむしゃらにやるにしてもデザインの勉強のやり方なんて分からなかったし、この熱も一時的なでき事だったらどうしようか、という不安があった。

そう考えると、一般的なレールの上から外れて、休学をすること自体に迷いはあった。

結論:休学を決める

結果として、大学3年の11月下旬に休学することを決めます。

あれこれ考えても「休学をする/しない」の2択に優越を決めることはその時点では無理でした。

それよりも

・その時自分の直感が「休学した方が面白いんじゃない?」と言っていた(笑

・人と同じは嫌だという自分の人間性

・音楽アーティストのような「手に職」を持つ人への憧れ

といったような、自分の本能に近い部分が休学という選択を取ることを後押ししてくれました。


「迷ってる大学生は1度休学して、やりたいことやってみなよ!」
と軽い気持ちで言うつもりは全くないです。休学しなくても、挑戦することはできると思います。実際にそういう人もいます。

でも、「なんとなく」という流れに知ってて乗ること。だけはやっちゃいけない、と心から思います。


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ようやく、自分のストーリーの始めの部分が書けた気がします。
次回は「休学中のインターン先探しをして怒られた話」をします。
次からはストーリー風に書いて行けたらなあと思ってます。


読んで下さってありがとうございました!



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