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13/8/28

精神科病棟

Image by Olia Gozha

地方を拠点にするメンタルの問題を抱えた方のサポートボランティアに数年携わって来ました、カナダで広告を先行していた時心理学の授業があった時、面白くて帰国後にカウンセラーの資格を取りました、それを生かして少しお手伝いしていた時の話をします。


まずは精神科と心療内科とストレス科の違いですが、これははっきり住み分けができていません、精神疾患がある方は精神科とか思われがちですが、ちゃんと病名のある方でも心療内科に行っていたり、ストレス科だったりします。これは内科とか外科と違ってDr.との相性の問題があるのでは無いかと考えています。

本を出しているような著名なDr.でも自分と合わなければただの人、あるいは嫌いな人。研修出たての新米でも受診に満足すれば名医なんです。

それは薬の出し方もあるし、話をどれだけ聞いてくれるか、どんな答えが帰ってくるかと言うのもファクターの一つだと思います。

もし、いまメンタル系の病院に行こうかな、悩んでいる方はとにかくたくさんの病院に行っても構わないので自分に合うDr.を探すのが良いでしょう。

さて、本筋ですが、都内のメンタルクリニックに研修に行った時の話です。

そこは何棟かの入院棟があってアルツハイマーやら鬱やらいろんな困難に立ち向かう方々が入院されていました。

精神科入院と言っても様々な形態があります、法律で自己他人に危害が及ぶ可能性のある場合の強制入院から、ただ昼夜逆転を直しにくる方、会社倒産で裁判中有利にするために特別室に逃げ込む方‥

精神科に入院したらもう終わりなんてことはまず間違った考え方です。

休養のために利用している方が大半なのかなぁと言う印象。

病棟にはいくつか種類があっておおきく分ければ、閉鎖病棟と解放病棟に別れます。

解放病棟は内科の入院とあまり変わりません、出かけたい時に出かけ、吸いたい時にタバコを吸い、携帯をもってウロウロできます。

閉鎖病棟は外出に制限があります。時間も決まっていて病棟の入り口で携帯やライター、タバコなどを預けます。靴も紐付きは禁止、パジャマのウエストの紐もダメだそうです

映画とかドラマなんかではこっちだけフィーチャーされがちですが、見学させてもらうと個室にはカメラがあったり、便器がアルミ製だったりしました、ナースステーションの中にもへやが有るそうで、とみに重症の方が入っているそうです。

普通の病院と違うのは昼間パジャマ姿の人が少ない事、皆さん外出もされますし寝たきりになっていては意味がないので朝着替えるそうです。結構おしゃれです。

ナースや職員のかたはパニックアラームというキーホルダーをもってあるいてました、病院内で何かあった場合発動させると施設のどこでなにかあったかすぐわかるようなシステムになっているそうです。

一番多いのは喧嘩らしいですが‥

私が主に居たのがOTという作業療法の所なんですが、集中力を養うために手芸とか工作とかパズルとかします。これは医師の処方のもとに行われる医療行為ででも参加は自由なんだそうです。

基本本人の安全が保てれば自由です。暴れる、他人に危害を加える可能性がない限り映画やテレビの様に縛りつけられたり閉じ込められたりしません。

ボランティアも慣れてくると小さな村にいる様な不思議な感覚です。

精神に病を抱えている方を避難したり厄介者扱いする風著は辞めるべきだと思います。

胃が悪ければ内科に入院するし、骨折すればギプスまきますよね?

ちょっと辛いことがあって外界と遮断されたい!そんな事でも受け入れてくれる病院はあります。ストレス病棟といいますが、都内なら結構見つかるはずです。

病気を未然に防ぐのも医療の役割ですからね。

内科、外科とまったく同じ目線で精神科入院を見る事はできないかもしれませんが、病を治す場所としては同じ意味なのかもしれません。

クライアンさんの個人的な話はできませんがもっと詳しく聞きたいかた、入院したいけど悩んでいるかたがいましたら、またかきますので反応してください。

ちょっと不完全燃焼ですが、この辺で

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