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バスの停留所
ホノルルでは、バス停でバスをのんびり待つ間も、至福の時間を過ごすことが可能だ。
真っ青な空、ふんわりと浮かんでいる白い雲、いつまで見ていても飽きない。
とは言え、時間と共に雲の形は少しづつ知らぬ間に変化し続ける。
人生も幸せであっても、時間と共に静かに気がつかぬ内に変化してしまう。
バス停に座っていると、 亜熱帯性樹木がのびのびと青空に向かって、遠慮なく枝を伸ばし切っている。 これぞ、 生命力の具現なのだ。
見ている人間さえ、その樹木達の生命力に魅せられ、しかもその強い生命力のお裾分けを受けた気になれる。
鳩達や他の小鳥さん達も、太陽の光をさんさんと受けて、楽しそうに空を飛びながら遊んでいる。
小鳥達でさえ、人間にどう生きればいいのかを示唆しているようだ。
命がある限り、当然、時間と言う終局的制約が、全ての生き物に課せられている。
そうであるからこそ、余計に時間を有意義に過ごす事が重要な気がする。
勿論、人それぞれ、有意義の定義も異なる。 私の場合は、自問自答して、地元の文化的催し物を検索し、心が動いたら、即行動に移す。
バス停でのんびり日向ぼっこも悪くない。 海風が今日はやんわりと吹いている。 バスが到着、目的地に出発だ。
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