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これは2022年の1月7日の話。
夫のカーンさんが営む東インド料理屋『ムガルカフェ』のみんなで七草粥を食べようと、ムガルカフェに七草と日本のお米を持ち込んでお料理をしようとしたら、シェフのサジャドさんが『コレ、分かる。私、作ろうか?』って言ってくれたので、急遽インド人シェフと日本人の私がそれぞれのやり方で七草粥を作ることに。
私は日本式の七草粥担当。
七草とお米、お出汁と塩、トロトロのお粥が好きなので、お餅を少しだけ一緒に煮て、出来上がり。大変シンプル。
さて東インドの村出身のシェフさん。
七草を刻んで煮て...
ん?七草に、人参とネギとベビーコーンを追加。
ホワイトペッパーに、塩に、コーンスターチ。
コ、コーンスターチ...?
そして鍋の火を止めて、『完成したぜ』という雰囲気でにっこり。
ん?お粥は...?
「温かい日本のお米に、この野菜カレーをかけて食べる」ってヒンディー語で言ってる。
カレーって聞こえたよ今。
七草粥が出来るかと思いきや、スパイシーな『十草あんかけカレーご飯』が出来上がりました。
やっぱりカレーになるんだなぁ。
好奇心とお腹、どっちもいっぱい。
ちなみに、全てのやりとりを穏やかに見守っていカーンさんですが、春の七草のうち、スズナ(大根)、スズシロ(カブ)は日常的によく見るけれど、それ以外の5種類の草は東インドでは見かけないそうです。
なにはともあれ、美味しかったです。
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