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13/8/13

立喰いそばの魔力

Image by Olia Gozha

しょう油とだしの香り。

どんなに満腹の時でも、思わず足を止めてしまうあの魔力は何なのだろう?

「早い」という意味では、他のファーストフードにだって引けを取らない、何よりも和風でヘルシーな店構え。

落ち着く必要はない。ただ食えばいいのだ。

そう。

ただ早く「食らう」。

人間の動物としての本能に近いからだろうか。

おしゃれな店内でインターネットを楽しむために、自分で注文したメニューを持って右往左往する必要はない。

しょう油のしみ込んだような、古い藍色ののれんをくぐるだけでいい。

とーぜん携帯電話が鳴っても、メール着信でも「出ない」。

SNSやメール等の電子の鎖から、ひととき開放されるのも、たまにはいいって。

そして、食べ終わった後は

「ごっそさん」

と言って器を返し、出て来よう。

外に出たら、こころの中で、よしっ、と思ってね。

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