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人生の醍醐味 279 波紋

Image by Olia Gozha

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静かに泳いでいる鯉を見ながら、ゆっくり昼食を食べた。  鯉は泳ぎながら、水面に波紋を作って行く。


そうなのだ。  人間も生きている限り、人間界にささやかにせよ 何らかの波紋を投げかけるのだ。


でも、それは波紋に過ぎない。 鯉が水面に作り出す波紋のように、 形成後直ぐに消え去る運命にある。


それで良いのだ。 大津波のような、大々的波を起こせば、 無数の人々に迷惑をかけてしまう。


鯉のように、目立たない小さな波紋を水面に作り出し、何事もなかったように泳ぎ続ける。


宇宙から地球を見下ろせば、地球上の一人の人間の存在等、ケシ粒より小さい。 


自分の頭の中では、ともすると、自分が中心であるような錯覚に陥ってしまいがちだが、瞑想で心を沈め、鯉の行動からも、我々は学ぶことがある

と悟れば、心は軽くなり、 ハワイのフラダンスのように、心は自然と踊り出す。



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