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Brian Tracy 氏の著作「自己確信の力」(Power Of Self Confidence)の朗読を聴きながら、早朝から、太平洋のど真ん中にある、ラナイ島内の広いラナイ牧場の回りを歩いた。
太陽の光はまだ柔らかく、スピーカーの音量を上げても、周りに人影は無く、 朗読の内容に集中する事ができた。
しかも、1日一万歩の目標さえ果たす事ができ、一石二鳥だ。
人間が自信を持って生きて行くコツは はっきりとした自分の人生の目標を定め、正直に自分で決定したその目標に向かって、全力投球すれる事が大切だ。
脳の中には神経細胞が何億とあり、ほとんどの人は、ほんの一部の脳細胞しか普段稼働していない。
言い方を変えれば、 誰でも人と生まれた限り、無限の可能性を秘めているのだ。
けれども、頭蓋骨の中に収まっている一番古い脳である爬虫類脳が、心に生じてくる「恐れの気持ち」に、即反応してしまう。
若い人と、80歳の人間の人生目標は当然違う。私の場合、第一の目標は、出来るだけ独立した生活を長く続ける事だ。
第二の目標は、私にとっては新しい土地であるオアフ島に、自己責任で、引っ越してきた関係上、自分の責任で、新しい人間関係を構築する必要がある。
第三の目標は、出来るだけ自分の健康維持に努め、米国の高い医療費の犠牲者になるのを避け、他者に頼らざるを得ない時期を、できるだけ短縮する事だ。
時間が十分ある事を利用して、第四の目標は、今までおろそかにしてきた人類の叡智のほんの一部でも、学び続ける努力を続けたい。
この4点が、さしずめ、我が人生のこれからの目標としっかり定めたので、もう迷う事も無く、まっしぐらに、自分の目標に向かって全力投球するのみ。
自分の人生の目標がしっかり定められていると、自然と「自信」に、つながる。
自信を心底持っている人は、無意識の内に、周りの人々にも、良い影響を与える可能性が増える。