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早朝の散歩は気持ちが良い。何とか、今も平均1日一万歩を保持している。
緩やかな運動が身体に良いようだ。 ジムで1、2時間思いっきり運動しても、例えば、後の8時間机に座りっぱなしでは、身体に良くないそうだ。
1、2時間座って画面で仕事や勉強をしたら、「意識的に立ち上がり、歩き回る事でより健康を保てる。」と、デイビド エイガス医学博士。
先生の講演を聴いたり、先生の書物を読む前から、身体を動かし続ける事が、健康に貢献することは薄々感じて実行していたが、その意見を後押ししてくださる現代科学、医学をおさめた先生を知り、一人悦にいっているのだ。
先生は「これからの西洋医学は、方向転換をする必要がある。」と、提唱している。 「一人一人により合った医療、病気予防に力点を置くべきだ。」と、言った考え方だ。
例えば、 女性はハイヒールを履く傾向があるが、 特殊な場合を除き、「平な足に優しい靴を履き続けた方が、健康維持に繋がる。」と、先生。 これも、先生を知る前から長年ハイキング用の靴を履いて、私は歩き回っている。
現代情報機器を使いすぎ、 寝るべき時間帯に十分寝ないで、寝不足状態を長く続けることも、命を縮める結果になるようだ。(先生の考え方)
この点は私も反省、最近は子供のように、8時間近く毎日寝るよう努めている。 テレビはあれども観ない。
「人との関わり合いは大切だ。」という事も、何となく長年感じていたので、ホノルルの新地でも、人脈作りに余念がない。
先生は野菜と果物の重要さを強調している。 ビタミン剤のような錠剤で補給するのではなく、新鮮な旬の野菜、果物を、買ったら出来るだけすぐに食べることで 「植物が本来持っている諸々の栄養素を身体に取り入れられる。」との、事だ。
農家の人々が運営する朝市で、地元で採れた果物や野菜を買う事も薦めている。
ホノルルの我が家の近くでも、土曜日に朝市が開かれている。 「気持ちを切り換えて、毎週買いに行こう」と思う。
人間の身体は複雑な組織で、「標的を目掛けて薬を飲んでも、人それぞれ、反応が必ずしも同じではない。」と、いう。
現代の最新医療機器を駆使すれば、今まで以上に個人個人に合った治療が可能になり、 予防医学を進める事で、現代のような医療高騰を抑える可能性を秘めている。


