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人生の醍醐味 226 ワイキキ

Image by Olia Gozha

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ホノルルの観光地の中心地はなんといっても、ワイキキだ。  私はワイキキから西へ歩いて40分ぐらいの所に住んでいる。


少なくとも、 一週間に一度はワイキキに行き、一日中のんびり過ごすようにしている。


ホノルル市全体に言える事であるが、 誰でも座れるベンチやロッキングチェアが、設置されていて、歩き疲れたら、すぐ座れるので助かっている。


読みかけの書物、冷やした麦茶、小型スピーカー等をバックパックに詰めておくので、木陰で腰掛ければ、読書をしばらく楽しむ。 もちろん、豪華なホテルのロビーも遠慮なく利用させていただいている。


たまには、偶然隣り合わせた人とお喋りを楽しむ。


ワシントン州から観光で訪れているエレンさんと、割と長い会話を楽しんだ。


アフリカ系アメリカ人であるエレンさんは78歳で、この秋に膝の手術をすると言う。 私より2歳若い。


太り気味であるエレンさんは、身体のあちこちが痛むそうだ。 特に膝の痛みがはげしく、ちょくちょく休憩を挟みながら、家族と旅行を楽しんでいる。


労働感謝祭の休日を利用した、娘さん夫婦とお孫さんとの旅で、 ホノルルへの旅はこれが三回目だそうだ。


もともと、エレンさんは長年保護観察官を務めていたので、 米国社会の暗黒部分にも精通している。


転勤が多い仕事であったので、広い米国の東西南北、多くの州に住んだ経験もあり、観光でも多くの州を訪問したそうだ。


南部滞在中、心無い白人から、差別的言動を経験したが、 「お馬鹿さん、皮膚の色しか自慢できない人なんだ。」と、心の奥で考えたので 気にもかけなかったそうだ。


国家公務員で、専門職であるので収入も良く、 心に余裕があるのだ。 


エレンさんは、「歴史が大好きだ。」と、話していた。 




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