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時間の有効利用を日々の目標に、毎日目を輝かせている。
ホノルルは私の予想をうわまるほど、 色々私を惹きつける催し物が多く、感謝の気持ちで一杯だ。
米国の本土内以上に、多くの異文化が共存しているようだ。
ハワイ大学内にあるケネディ劇場で、太平洋アジアダンス祭りが開かれている。
インターネットの便利さ故か、 私の手元にも情報が飛び込んできた。 二回の週末を、その劇場に通い詰める事になった。
カンボジアの踊りは、素人の私の目には、少しタイ国の踊りに似通ったところがあると思う。
手首の独特の動かし方や、足の曲げ方と片足立ちなど、小乗仏教の影響があるのだろう。
カンボジアの踊り手になり国を代表して、諸国で公演する踊り手は、子供の頃から訓練が始まるようだ。
カンボジアの悲劇的歴史の変転を潜り抜け、 歴史的カンボジア民族の踊りのエッセンスを残しつつ、 カンボジアの舞踏家が振り付けをした創作踊りを舞台で観賞できた。
ハワイは南太平洋諸島の一部であり、多くの島々が存在する。
地球温暖化の影響を受け、南太平洋諸島の中には、島が海の中に埋没してしまう危険が現実化している。
島民の多くを、「近未来、他の場所に移住させなければならない。」と言う、深刻な問題を抱えている。
南太平洋諸島の国の一つであるパラウ(Palau)の踊りは、踊り手全員が横隔膜を十分使い大声で歌いながら、愉快で楽しい踊りを披露してくれた。
すっかり観客達を明るい気の渦の中に招き入れてくれ、気分が爽快になった。
延々と祖先から受け継いだ踊りを、21世紀に、ホノルルにあるハワイ大学ケネディ劇場で見れたのは幸運だった。
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